ファンを軸としたマーケ施策は、ファネル全体に貢献する
コミュニティはファンとの関係を作る上で、これからますます不可欠な存在になってくる。企業のマーケティング活動の中でコミュニティを機能させるには、コミュニティそのものではなく、コミュニティの先にある成果をどう考えるかが成否を分ける。筆者は、コミュニティやミートアップでファンの熱量を表現したコンテンツが、マーケティングファネル全体に大きく貢献すると考えている(下図を参照)。
コミュニティを通した成果を考えることによって、企業にとってファンとの活動が長期的な資産となることは間違いない。次回以降も、マーケティング戦略におけるコミュニティの重要性と実践のポイントを説明していく。
第1回のまとめ
過度なおもてなしでは、ファンの力を十分に活かせない。そこで重要なのが、
Step1 <F to C>の影響力を考える
・ファンからの直接的な口コミによる伝播
・ファンの熱量が表現されたコンテンツのリーチ
Step2 <B to F>の接点を設計する
・どのようなファンと接点をもつか
・ファンとどのような場を作るか
