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スポーツ×デジタルマーケティングの現在位置を探る

2020年、TwitterとInstagramが目指すスポーツ×マーケティングとは


 プラスクラスの平地氏とともに、スポーツ業界のマーケティングの現状と課題、今後について探る本連載。今回は、スポーツコンテンツを発信、視聴していく上で欠かせないプラットフォームとなりつつある、TwitterとInstagramのキーマンに、スポーツ×SNSマーケティングが持つ可能性について聞いた。

Instagramでアスリートの日常を見たい

平地:今回は、スポーツとの親和性の高いソーシャルメディアであるTwitterとInstagramのスポーツ領域を担当するTwitter Japanの北野さんとフェイスブック ジャパンの水谷さんにお話をうかがいます。

 まず、両プラットフォームがスポーツという文脈だとどういった使われ方をしているのか、なぜ親和性が高いのかを探ります。Instagramは、スポーツとどういった親和性があると考えていますか。

プラスクラス 代表取締役 平地大樹氏

 Webコンサルティング会社プラスクラス代表。プロバスケ選手引退後、人材業界を経験し、Web業界へ。営業活動一切ナシのWebコンサル事業をプラスクラスとして収益化し、現在はプラスクラス・スポーツ・インキュベーション代表として、スポーツ界にWeb/ITを取り入れることを推進している。

水谷:我々は先日、カンター・ジャパンと共同でInstagram利用者およびアスリートに調査を行いました(※)。その結果わかったのが、Instagramを国内で利用している人は「アスリートの日常を見たい」ということです。

※出典:カンター・ジャパン「Sports Engagement Study」(Facebook委託調査 n=2,000人)2018年6月

 日常や試合の舞台裏を見ることで試合自体もより楽しく観戦できるようになる、これが利用者に提供できるInstagramの価値だと思っています。

 一方、企業やマーケターの方の目線に立つと、アスリートをインフルエンサーとして活用したマーケティングが期待できると考えています。先ほどの調査では、好きなアスリートに影響を受けて購買行動をとったInstagram利用者は6割もいたことが明らかになっています。

 Instagram上のインフルエンサーの中でも、アスリートというのは大きな影響力を持っていて、利用者の方々もアスリートをきっかけに好きなブランドや商品、サービスを見つけるようになっています。

フェイスブック ジャパン エージェンシーパートナーマネージャー 水谷晃毅氏

 広告代理店との事業開発やパートナーシップを担当。戦略テーマの1つとして、Facebook/Instagramを活用したスポンサーシップ・アクティベーション、アスリートブランディングなどのプロジェクトを推進している。

平地:これは、芸能人などのインフルエンサーを起用するのとは違うんでしょうか。

水谷:調査の中で、「アスリートが紹介した商品を買うことで、その選手を応援した気持ちになる」と回答した方も一部いらっしゃいました。そういった視点を持つのは、芸能人とはまた違った要素なのではないかと思います。

Twitterはリアルタイムに感動を共有する場に

平地:続いて北野さんから、Twitterとスポーツの親和性についてお話しいただけますか。

Twitter Japan Global Content Partnership,Senior Manager, Sports 北野達也氏

 同社にてスポーツ関連のコンテンツを持つ企業・団体とのパートナーシップ契約を進め、パートナーのTwitter上での動画からのマネタイズを推進している。

北野:Twitterはリアルタイム性の高さが大きな強みであり、スポーツもリアルタイムに最も価値があるコンテンツだと思っているので、相性はとてもいいと思っています。

 そして、スポーツコンテンツをテレビで見るとき、Twitterでは多くの会話が生まれます。そのため、不特定多数の方と感動を共有する場としては、Twitterが大きな役割を担っていると常々感じています。

 2019年のラグビーワールドカップはもちろんですが、その他のスポーツイベントを見ても、開催中の盛り上がりの瞬間とツイートのボリュームはほぼ合致するんです。Twitterをしながら、コンテンツを楽しむという習慣が浸透しつつあるのではないかと思います。

平地:スポーツチームやアスリートの視点に立つと、いかがでしょうか。

北野:Instagramさんも同じ気持ちだと思いますが、スポーツコンテンツはテレビだけで消費される時代ではなくなっています。コンテンツがありふれ過ぎている現状では、いかに会話を作るかという観点で選手もリーグもコンテンツを投下していかないといけません。我々も、現在そのサポートを行っています。

平地:確かに、最近だとラグビーワールドカップは非常に盛り上がっていたことを覚えています。

北野:試合シーンはもちろんですが、ビハインド・ザ・シーン(舞台裏)の投稿も非常に話題となりました。たとえば、台風19号の影響で試合が中止になったカナダ代表が釜石市でボランティアを行っていた様子が13万リツイートも集まるなど、サイドストーリーを拾って公式アカウントがツイートしている姿が感動的でした。

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この記事の著者

道上 飛翔(編集部)(ミチカミ ツバサ)

1991年生まれ。法政大学社会学部を2014年に卒業後、インターネット専業広告代理店へ入社し営業業務を行う。アドテクノロジーへの知的好奇心から読んでいたMarkeZineをきっかけに、2015年4月に翔泳社へ入社。7月よりMarkeZine編集部にジョインし、下っ端編集者として日々修業中。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2020/01/30 14:57 https://markezine.jp/article/detail/32709

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