ジャストシステムは、「リモートワークに関する実態調査」を実施し、その結果を発表した。
6割以上がリモートワーク導入・推奨企業に好印象
直近3ヵ月の間に、「緊急時対応として、リモートワークを導入、または推奨を発表した」企業を「知っている」人は43.7%だった。そのうち、62.9%の人が導入企業に対する「印象が良くなった」と回答した(※)。一方、「どちらとも言えない」と答えた人は35.5%だった。
※「印象が良くなった」と答えた人(31.9%)と、「印象がやや良くなった」と答えた人(31.0%)の合計。
リモートワークの課題は「業務実態の管理」
リモートワークに反対する人に理由を聞いたところ、最も多くの人から挙がったのは「業務実態の管理がしづらい」(43.4%)、次いで「コミュニケーションがしづらい」(35.8%)、「リモートワークのための部屋や通信機器など、環境がない」(30.2%)だった。
「マスコミ・広告・デザイン」は5割がリモートワークを経験
リモートワークの経験がある人の割合は21.0%だった。業種別に見てみると、「マスコミ・広告・デザイン」が最も多く(50.0%)、次いで「環境・エネルギー」(41.7%)、「IT・通信・インターネット」(37.3%)だった。
リモートワーク制度の有無が勤務先企業を選ぶ決め手に
リモートワーク制度の有無が、その企業で働く決め手となるかを聞いたところ、16.9%が「そう思う」、28.2%が「どちらかというと、そう思う」と答え、45.1%が好意的な要因になると考えていることがわかった。一方、33.0%が「どちらとも言えない」、12.0%が「どちらかというと、そう思わない」、9.9%が「そう思わない」と回答した。
【調査概要】
調査主体:ジャストシステム
調査期間:3月23日(月)~3月27日(金)
調査対象:会社員である20歳から59歳の男女1,065名
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