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新型コロナが生活者に与えた影響は?テテマーチ、Instagramのビジネスアカウント1.9万件を調査

2020/04/15 17:45

 テテマーチは、同社が提供するInstagram分析ツール「SINIS」の80万件の投稿データを解析し、Instagramのユーザー動向と、生活者の行動変容について調査した。

 同調査は、新型コロナウイルスの感染拡大が、人々のライフスタイルに大きな影響を与えていることを受けたもの。約1万9,000件のビジネスアカウントを対象に行われた。全体の傾向とアカウントのジャンルごとの傾向を紹介する。

ストーリーズ視聴者が増加、フィード投稿は横ばい(全体)

 Instagramに投稿されたコンテンツをフィード投稿とストーリーズ投稿に分けて分析した結果、フィード投稿の平均表示回数は横ばいに推移。一方で、ストーリーズ投稿の平均表示回数は2月中旬以降、上昇し続けている。

 新型コロナウイルスの影響により、生活者のライフスタイルに大きな変化が生まれていた3月25日〜31日の期間のストーリーズ投稿の平均表示回数は、2月1日〜7日の期間と比べると31%増加。日本国内におけるコロナウイルス関連の話題が急増した2月中旬頃以降に、生活者がストーリーズ投稿を閲覧する時間や頻度が増えたと考えられる。

「学習コンテンツ」関連アカウント

 「学習コンテンツ」を投稿しているアカウントのフィード投稿の平均表示回数および平均保存数は、冬休み明けの時期から徐々に伸び始め、臨時休校が要請された直後の3月中旬頃にピークを迎えている。

 また、3月25日~31日の期間のストーリーズ投稿の平均表示回数は、2月1日~7日の期間と比べると87%増加。臨時休校に加えリモート勤務化が加速し、人々が家にいる時間が長くなったと考えられる期間に上昇し続けている。

「アパレル」「雑貨」関連アカウント

 「アパレル」および「雑貨」関連のコンテンツを投稿しているアカウントのフィード投稿の平均保存数は、2月上旬以降上昇傾向にある。

 ストーリーズ投稿の平均表示回数は、外出自粛が呼びかけられ始めた3月初旬から上昇。特に「アパレル」カテゴリの3月25日~31日の期間のストーリーズ投稿の平均表示回数は、2月1日~7日の期間と比べると10%増加しており、以降も上昇傾向がみられる。

 「雑貨」カテゴリのフィード投稿は、平均表示回数が減少傾向にある3月中旬以降にも、保存数が増加し続けている。

「観光・レジャー」関連アカウント

 「観光・レジャー」関連のコンテンツを投稿しているアカウントのストーリーズ投稿の平均表示回数は、都知事の緊急会見により週末の外出自粛要請が出され、大型テーマパークの休園延長が発表された3月下旬以降、伸びている傾向。特に、3月25日~31日の期間中の「観光・レジャー」カテゴリのストーリーズ投稿の平均表示回数は、2月1日~7日の期間と比べ23%増加した。

【調査概要】
調査主体:テテマーチ
対象期間:2020年1月1日〜4月6日
対象アカウント:Instagram分析ツール「SINIS」に登録されている約1万9,000件のビジネスアカウント
対象投稿:対象期間内に投稿された、フィード投稿50万2,073件とストーリーズ投稿30万2,360件
グラフ反映対象:フォロワー数1万人以上のアカウントの投稿

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