ハースト婦人画報社は、同社が運営する各ソーシャルメディアにポストしたアドクリエイティブを、そのまま同社のデジタルメディア上にも配信することができる新デジタル広告フォーマット「Share Post AD (シェア ポスト アド)」の提供を開始した。
同広告フォーマットは、タイアップ企画等で制作したSNS向けのクリエイティブを活用し、ビジュアルとメッセージをそのままメディア上でも配信することができるというもの。クライアント側のSNSでポストしたクリエイティブにも対応可能だ。
メディア上で配信する際には、約75万件のハーストIDや月間約1,700万UUのWebトラッキングデータなど、同社が保有する1stパーティデータを活用することができる。これにより、ファッションやグルメをはじめとした興味関心事項などの詳細なターゲティングを行うことができ、広告主は設定したペルソナにより近いユーザーに、ダイレクトにアプローチすることができる。
また同社は今回、クリエイティブの表示を時間や曜日による切り替えの設定が可能なディスプレイメニュー「Dynamic Messaging(ダイナミックメッセージング)」も合わせてリリースした。
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