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テレビ視聴時間の伸び率が最も大きいのは20~24歳/スイッチ・メディア・ラボ、コロナの影響を調査

2020/04/22 18:00

 スイッチ・メディア・ラボは、新型コロナウイルスがテレビの視聴時間にどのような影響を及ぼしたのかを調査した。対象は関東1都6県の男女約5,600名。

どの世代も外出自粛要請の強まりとともに視聴時間が増加

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 上図は、全体の1日あたりのテレビ視聴時間の推移。2月後半の平日の平均視聴時間は210分前後、土日は230分前後だった。2月27日、安倍首相が全国の公立小中高校と特別支援学校に一斉休校を要請する考えを示すと、その直後の週末から土日の平均視聴時間は徐々に伸び、東京都で外出自粛要請が出された最初の週末(3月28~29日)には277分となった。

 また、平日の平均視聴時間は、3月30日の週から伸びが目立ち、緊急事態宣言が発令された4月6日の週には、242分に。

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視聴時間に最も変化があったのは20~24歳

 次に、成人男女の視聴時間の変化について、年代別に比較。比較対象は、[期間A]全国一斉休校が始まる直前の2週間、[期間B]緊急事態宣言前後の2週間とし、期間Aの平均視聴時間を「1」とした場合の指数として期間Bを表している。

 期間Bの指数を見ると、男性ではM1(男性20~34歳)層で平日1.19、土日1.24、女性も同様にF1(女性20~34歳)層で平日1.18、土日1.30と、他の年代よりも指数が大きくなっている。このことから、男女ともに20~34歳の若い年代で、視聴時間の変化率が最も大きいことがわかった。

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 男女20~34歳について、さらに年齢を細分化。男性の平日の数値はさほど年齢別での大きな差がないものの、全体としては「20~24歳」で期間Bの指数が高い傾向となった。

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 3月以降は、平日・土日ともに男性よりも女性の伸びが顕著に。男性においては、3月23日の週以降、平日・土日ともに右肩上がりの傾向となった。

 3月23日の週は東京オリンピックの開催延期決定、東京都や首都圏近県における週末の不要不急の外出自粛要請等、関東の人々の生活や考え方に影響を与える大きな動きがあった。これ以降、男女ともに「20~24歳」の1日あたりのテレビ視聴時間は伸びる傾向に。

伸びたジャンルは「映画」「音楽」「ニュース」など

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 上図は、主な番組ジャンルについて、3月2週以降の平均視聴割合の変化を直前の2週平均(2月17日~3月1日)を「1」とした場合の指数で示したもの。

 男性20~24歳では、音楽や映画は、3月9日の週以降、伸びている傾向。ニュース/報道は3月30日の週まではさほど伸びていないが、緊急事態宣言が発令された4月6日の週には伸びが見られる。一方で、情報/ワイドショーにはさほど伸びが見られなかった。

 女性20~24歳では、3月16日~30日の週にかけて音楽の伸びが目立つ。また、ニュース/報道、情報/ワイドショーは週を追うごとに徐々に伸びている様子がうかがえる。

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