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プログラマーが語るマーケティングツール開発の日常

第6回 個人が会社を超える! 百式流カリスマブロガー育成術


サイト開発の舞台裏

編集部
それでは話題を変えて、プログラミングのことを聞かせてください。まず率直に、どんな開発環境なんでしょうか?
田口
PHPですね。エディタはPHPエディタを使ってます。
編集部
主にWebプログラミングをやられているんですよね?
田口
そうですね。クライアントソフトは作っていないです。
編集部
結構、若いころから興味があったと聞いてるんですが、お仕事で専門的ってことではないんですよね?
田口
1回もないですね。
編集部
どの辺が面白いんでしょうか?
田口
頭の良い人が多いところですね。前回このインタビューに出た赤松さんとか。信じられん!って感じですよ(笑)。
編集部
どの辺がすごいんでしょうか?
田口
もう、あの集中力ですね。ほんとにすごいです(笑)。
編集部
そうなんですか。その赤松さんを見てみたいです(笑)。デザインなども独学だったりするんですか?
田口
そうですね、独学です。基本的にキレイなものが好きなんですよ。かわいい女性が好きってのと一緒です(笑)。
編集部
(笑)。では、次に開発合宿についても聞かせてください。田口さん的にはどういう目的でやっているんですか?
田口
僕にとっては、頭の良い人たちと一緒にプログラミングができることですね。合宿中は雑談とか全然ないんですよ。怠けていたりするとにらまれたり(笑)。で、昼食前とか夕食前にやったことを発表して色々と意見をもらいます。ご飯食べながらその意見をブラッシュアップしていくって感じ。直接は関係ないけど、温泉もすごくいい(笑)。あと、毎回ゲストを呼んで話を聞くのも面白いですね。デザイナーの人とか呼んだこともあるんですけど、話がメチャクチャ面白かった。
編集部
どう面白かったんですか?
田口
考え方が全然ちがうところです。デザイナーの人はモノを作るときに、大枠をガツンと作ってそこから削っていくんです。彫刻家みたいに。僕らは最初に絵を書いてしまうので、そのへんの感覚が全然違っておもしろかったです。
編集部
なるほど。確かに職業によって考え方の違いはでてきますよね。合宿は今後も続けていくんですか?
田口
いや、今年だけですね。今月と来月やっておしまい。赤松さんも忙しいでしょうし。
編集部
そうなんですか。開発合宿日記が見れなくなるのは残念ですが…、ところで、最近の話題だとモバイル関係の話などあると思うのですがそのへんも聞かせてください。check*padなどもモバイル対応されたようですが、意識されているんですか?
田口
そうですね。やはり自分で使う分にも欠かせないと思ってます。ただ、全機種対応とか面倒ですね。やっぱりみなさん会社でやってると思われているので、結構、質問のメールとか来るんですよ。chack*padにない機能の質問とか(笑)。
編集部
サポートもご自分で対応しているんですか? 一人だと、すごい大変そうですが…。
田口
そのへんは人としてという部分で対応してます(笑)。ユーザーをむげにはしたくないので。
編集部
これらはフリーでやられてるじゃないですか? 素朴な疑問なんですが…、どうしてお金を取らないんですか(笑)。
田口
それは、補償したくないからですね。100円でも1万円でもお金を貰うことで発生する責任は変わらないと思うんですよ。バナーも貼ってますが収益は全然ないですし。サポートはミニマムになるように設定してるので、趣味でやっていてもそれほど負担にはなってないんです。それと、百式で疲れたって言うのもありますね(笑)。ご存知かと思いますがメディアの場合だと、ずっとコンテンツを作らないといけないでしょ。システムの場合だと1回作ればどんどんユーザーが増えていくので、手離れがいいですよね。

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MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

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MarkeZine(マーケジン)
2006/11/11 00:06 https://markezine.jp/article/detail/333

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