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BtoB企業のYouTubeチャンネル運用を女子大生インターンがやってみたら?

YouTubeはBtoCだけの戦略じゃない!ビジネスパーソンの情報収集も動画が主流になる時代


「動画はBtoC企業のやること」という先入観は捨てる

 このような背景から、ファベルカンパニーは「ミエルカチャンネル」を開設したが、他にも、今後BtoB業界で動画の重要性が増すことが予想される、いくつかの要因がある。

 まず、BtoB商材を選ぶ情報収集にスマホが大きな役割を担っている(※1)。またスマホユーザーの多くは動画サービスの利用時間が長い。

 日本国内のスマートフォンのネットサービス利用ランキング(※2)を見てみると、

  • 1位「Google」
  • 2位「Yahoo!」
  • 3位「YouTube」

 の順になっている。

 スマホアプリの利用時間のランキングでは、

  • 1位「LINE」
  • 2位「YouTube」
  • 3位「GoogleMap」

 2019年12月の時点で日本におけるトータルで利用率の高いWebサービスの3位にYouTubeはランクインしている。

 また、5大SNSの月間利用ユーザー数(日本国内)のYouTube利用者数は2018年12月の時点で6,200万人を超えている(※3)。とてもではないが、無視できる存在ではない!

参考
※1 【アンケート調査結果】BtoB向け製品・サービスの選定に至るまでの情報収集方法とは?(Web部)
※2 ユーザーの高い利用率 「YouTube」の強み(Live Commerceブログ)
※3 【最新版Excelデータ配布中】5大SNSユーザー数まとめ(Insta Lab)

Googleの自然検索画面にも動画が表示される

 「折り鶴 折り方」で検索した時に、トップに表示されるのはテキストコンテンツではなく、動画だ。動きのある内容の場合、文字よりも動画のほうがわかりやすい。

 テキストコンテンツだけであらゆる検索ニーズに答えるのは、限界がある。直感的に伝えるのは動画のほうが得意だろう。また、YouTubeはGoogleの傘化の会社のため、「Googleに動画を認識してもらえること=動画検索結果における上位表示を狙うこと」にも結びつく。

検索結果で動画の表示回数が増えている

 ここ数年で、Google検索における動画の表示回数は増加これにより、ユーザーの求めるコンテンツに変化が起きている。動画コンテンツが評価されやすくなってきていることを示す一つのデータだ。

検索結果上でのYoutubeドメインの露出推移グラフ(縦軸:露出度、横軸:日付)(タップで拡大)
検索結果上でのYoutubeドメインの露出推移グラフ【縦軸:露出度/横軸:日付】
(タップで拡大)

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課題は「見る価値のある動画を企画して作れるか」

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この記事の著者

中山 彩歌(ナカヤマ アヤカ)

ファベルカンパニーのインターンで東洋大学2年。専攻はマーケティング。趣味はロードバイクでサイクリングすること。ミエルカチャンネルを2020年4月に開設し撮影・編集を一手に担当している。2019年7月から個人で「サイクルガジェットチャンネル」を運営中。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2020/07/29 16:29 https://markezine.jp/article/detail/33536

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