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【LINEリサーチ活用事例】デジタル時代に消費者の「声」を拾うには?(AD)

テレビCMの全工程をロジカル&スピーディーに!ノバセルの企画・制作現場を支えるLINEリサーチ

忙しい制作現場で活躍する早さ、使いやすさ、イマドキ感

――調査データがコアになり、プロセスが進んでいくのですね。しかし、「クリエイターが調査結果に縛られてしまうのでは」「調査を基にすると、どれも似通った企画になってしまうのでは」といった不安はないのでしょうか。

青山:調査をかけるための、コンセプトを作成する際には、クリエイティブチームと意思疎通を図り、一緒にブレストもしながら進めているので、調査データがマイナスになることはありません

 むしろ、調査でコンセプトが明らかになるので、軸がぶれず、クリエイティブチームは、どうクリエイティブをジャンプアップするかに集中して取り組めるようになっています。LINEリサーチから出てきた調査結果が、クライアントとクリエイティブの制作者、両者にとって良いものを与えてくれていると感じます。

――調査サービスには様々なものがありますが、ノバセルが「LINEリサーチ」を利用している理由を聞かせてください。

青山:まず管理画面が使いやすく、依頼内容の入稿も簡単で、機能面に満足しています。他のメンバーに使い始めてもらったときも、レクチャーはほとんど必要ありませんでした。

 また、企画を提案するまでのスケジュールがタイトなことも多いため、できるだけ早く調査結果を確認したいのですが、LINEリサーチでは調査の途中経過を見ることができるので非常に助かっています。入稿してから数時間で傾向が見え始めることもあり、それを見ながら企画の方向性を定められます。

 さらに実施後は調査結果をグラフとして取得できるので、資料にそのまま載せたり、社内であれば資料を作らずとも画面を見ながら説明したりと、業務効率化にも貢献してくれています。

 回答の生き生きした感じもポイントです。特に一般消費財などのプランニングでは、コンセプトが世の中にどう受け入れられるのか「イマドキの感覚」を知ることが重要ですが、回答の中からそのヒントを見つけることができるのです。これまで様々な調査サービスを使ってきましたが、この強みがあるのでその後の結果に結びつきやすく、LINEリサーチを利用する比率が高まっています。

調査で必ず入れる質問は?

――青山さんたちがLINEリサーチを活用する際には、どのような設計や設問を用意しているのでしょうか。

青山:基本的には最低限聞きたいことを絞り込んで、設問数は10問前後に設定することが多いですね。必ず入れるようにしているのは、作成した商品のコンセプトについての設問です。テレビCMは「音」がとても重要な要素なので、社内や業界では当たり前に使われている言葉でも、耳で聞いてわかりにくい言葉は避ける必要があります。

 たとえば昨今、オンラインサービスが盛り上がりを見せていますが、それをどのように表現するか。「オンライン」「ビデオ通話」「リモート」など、どの言葉で表したときに一番ぱっと理解できるか、使ってみたいと思うかなどを細かいですが、聞いてみたりします。

――“ライトコース”であっても、かなり本格的な調査が可能なのですね。

青山:そうですね。調査設計は基本的には依頼者が行うのですが、適宜サポートしてくれる体制が整っているので安心できます。「この聞き方はこう変えた方が、LINE上では回答者にとってわかりやすい」「もっと文章を短くした方が良いといったアドバイスをしてもらえるので、大きな失敗をせずに済むのです。私たちも調査のプロではないので、こういう指摘は非常にありがたいですね。

 それから調査パネルが豊富な点も、重宝しています。たまにお客様が「調査サービスでは、サンプルが偏ってしまうのでは?」と心配されることがありますが、誰もが使っているLINEで実施されるLINEリサーチで調査していることを伝えると、納得していただけます。スクリーニングのオプションも、職業や飼っているペットなど用意されており、調査内容に応じて活用しています。

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1案件平均は数万円。「調査は高い」のイメージを覆す

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この記事の著者

畑中 杏樹(ハタナカ アズキ)

フリーランスライター。広告・マーケティング系出版社の雑誌編集を経てフリーランスに。デジタルマーケティング、広告宣伝、SP分野を中心にWebや雑誌で執筆中。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2020/08/03 11:00 https://markezine.jp/article/detail/33788

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