シーエーシーは、製薬企業向け統合営業支援ソリューションの新システムとして、製薬企業の監督部門で承認されたコンテンツを医療従事者が求めるタイミングで提供できる「Promotion Mail」を開発。2020年9月1日から提供開始する。
同サービスは、MRが予約配信機能を使って医療従事者の閲覧が想定される時間に情報を届けられるようシステムを構築。また、コンテンツ閲覧履歴から医療従事者が求める情報の傾向を把握して提供できる仕組みとなっている。管理部門では、同部門が承認したコンテンツが、どのMRが誰にプロモーションメールを送信したのか、その開封タイミングとコンテンツ閲覧状況を取得。これにより、医療従事者にとってのベストタイムに求める情報を把握することができる。
これにより、医療従事者にとってのベストタイムに求める情報を把握することができる。また、監督部門で承認されたコンテンツのみが医療従事者に提供されるため、コンプライアンスの強化にも有効だ。
これまでも製薬企業によるリモート型の情報提供は行われていたが、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の拡大を機にその流れが一気に加速している。医療機関へのMRの訪問規制・自粛が長期化したため、デジタルコミュニケーションを活用した情報提供体制の整備が各社とも急務である。こうしたことを背景に、製薬企業のデジタルプロモーションのニーズに応える「Promotion Mail」は、新システムとして開発された。
「Promotion Mail」は、同社の製薬企業向けSFA/CRM「MR-Navi」と連携し、MR-Navi上の他の情報と統合して管理することができる。これにより医療従事者の活動を時系列で確認でき、MRはより提案しやすくなる。
【関連記事】
・凸版印刷とCAC、東京都議会議員選挙に向け感情AIコンテンツを開発
・製薬・医療業界のマーケティングを支援 「Shaperon」にマーケティングオートメーション機能が追加
・新日本製薬、霧島酒造などが登壇!「LINE Biz-Day in Fukuoka」が11/6に開催
・ロート製薬、商品名を伏せたクイズ型ツイッターキャンペーンとOOH広告を実施
・アリババの「618商戦」、越境EC部門では花王キュレル、小林製薬、任天堂が売上増加率上位に