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「こだわり検索」で検索利用率140%アップ!SHOPLISTがZETA SEARCHを導入したワケ

 ECのある生活が、当たり前となった現在。ユーザーはより快適で、魅力的な購入体験を求めるようになった。そんな中、800以上のブランドを扱うファッションECサイトSHOPLIST(ショップリスト)は、「こだわり検索」機能を実装。ユーザーの利便性を高め検索利用率を上げている。それを支えるEC商品検索・サイト内検索エンジン「ZETA SEARCH」とサイジニアのソリューションについて、関係者らにうかがった。

検索とレコメンドの知見を掛け合わせECの機能を向上

MarkeZine編集部(以下、MZ):はじめに、皆様の担当業務についてご紹介ください。

田崎(SHOPLIST):CROOZ SHOPLISTで、プロダクト開発を担当する田崎です。2012年にスタートしたSHOPLISTは、国内外のファストファッションを中心に、レディースからメンズ、キッズと幅広い世代を対象としたアイテムを取り扱うECサイトです。近年では、コスメやインテリア雑貨など商品の種類も増やし、ショッピングモールへ行くような日常感覚でご利用いただけるサービスを目指しています。

吉井(サイジニア):サイジニアの吉井です。当社は、ECおよび小売り向けのパーソナライズ・エンジンを提供している企業です。元々SHOPLIST様とは、画像解析の領域から検索機能向上を図るお取り組みをさせていただいておりましたが、今回は、テキスト解析の領域からご支援しています。

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(左)CROOZ SHOPLIST株式会社 開発部 部長代行 田崎敦士氏
(右)サイジニア株式会社 代表取締役 CEO 博士(工学) 吉井伸一郎氏

市川(ZETA)ZETAの市川です。ZETAは、EC商品検索・サイト内検索エンジン「ZETA SEARCH」をはじめ、コマース事業全般のCXを向上させるマーケティング・ソリューションを提供する企業です。私は営業担当として、SHOPLIST様のZETA SEARCH導入から日々の運用をご支援しています。

生川(ZETA):同じくSHOPLIST様を担当する、ZETAのエンジニア・生川です。ZETA SEARCHのパフォーマンスチューニングや、機能改善を行っています。

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ZETA株式会社 営業2グループ マネージャー 市川敬貴氏
ZETA株式会社 技術グループ ユニット長 生川亮太氏

ファッションの幅広いニーズに応える「こだわり検索」を

MZ:ZETA SEARCH導入の背景には、どのような課題があったのでしょうか。

田崎(SHOPLIST)いまやECは、生活に必要不可欠なサービスとなり、他社との差別化も含め、魅力的なUXの創出や機能改善は必須です。SHOPLISTも多くのユーザーに支持されていますが、これまで以上に機能の拡大や購入体験の向上を追求する必要がありました。

市川(ZETA)ZETAが支援する多くのアパレル企業様からも、同様の課題をうかがっています。たとえばシャツ1枚の検索でも、半袖や長袖、色、サイズ、ブランド、値段など、ファッションECの検索ニーズは幅広いことが特徴です。また、「急に寒くなったのでジャケットが欲しい」「トレンドの〇〇が欲しい」など、季節要因や流行も検索に大きく影響するため、パフォーマンスの高い商品検索エンジンは欠かせないサービスだと思います。

田崎(SHOPLIST)そうですね。SHOPLISTのお客様は、F1層と呼ばれる20代から30代の女性が中心で、8割のユーザーがスマートフォンから購入しています。さらに、多くのユーザーがアプリを利用しておりECを日常使いされている方たちです。今回、お客様の利便性を高める施策の一つとして、市川さんがお話されたような詳細な検索が行える「こだわり検索(※SHOPLIST「詳細検索」の名称)」を実装するべく、ZETA SEARCHを導入しました。

こだわり検索
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商品検索エンジンに必要な3要素

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この記事の著者

マチコマキ(マチコマキ)

広告営業&WEBディレクター出身のビジネスライター。専門は、BtoBプロダクトの導入事例や、広告、デジタルマーケティング。オウンドメディア編集長業務、コンテンツマーケティング支援やUXライティングなど、文章にまつわる仕事に幅広く関わる。ポートフォリオはこちらをご参考ください。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2020/10/06 10:00 https://markezine.jp/article/detail/34220

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