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「こだわり検索」で検索利用率140%アップ!SHOPLISTがZETA SEARCHを導入したワケ

商品検索エンジンに必要な3要素

MZ:数ある商品検索エンジンの中から、ZETA SEARCHの実装を検討する際、どんな点を考慮したのでしょうか。

田崎(SHOPLIST)検索エンジンには3つの要素が欠かせないと思っていました。

1.機能性
2.導入後の運用支援
3.システムのパフォーマンス

 まず機能性について、こだわり検索の実現は、ユーザーの複雑な検索ニーズに対応できる検索エンジンでなければなりません。また、アパレル業界は、毎シーズントレンドが変わるため、常に新しい情報をキャッチアップして、検索エンジンに反映させていく必要があります。そのため、導入後のパフォーマンスチューニングや改善に一緒に取り組める企業を探していました。

 3つ目のシステムのパフォーマンスも、重要な点です。大規模セール時にも検索レスポンスのスピードを落とすことなく、コストを抑えつつ、負荷に耐えられるシステムが必要でした。これら3つの要素を満たすサービスが、ZETA SEARCHだったのです。

MZ:なるほど。ZETAさんはどのような思いから、 SHOPLISTさんに提案を行ったのでしょうか。

市川(ZETA):SHOPLIST様は、商品点数や検索件数が多いことが特徴ですので、当社の多機能エンジンや高速性が貢献できると考え提案しました。

生川(ZETA)当社は技術に加え、様々な業界を熟知したノウハウがあります。たとえばアパレル業界では、予想もしていなかったキーワードが検索トップに現れることが多いんです。そのような場合、「最適な検索結果は何か?」といった知見を基に、ユーザーが本当に満足する検索エンジンの運用をご支援しています。

田崎(SHOPLIST)既に数多くの大手ECサイトが導入していることから、実装の実現性も高く、非常に信頼できましたね。  

検索利用率が140%向上 レスポンスもスピーディーに

MZ:ZETA SEARCH導入後、どのような変化がありましたか。

田崎(SHOPLIST)こだわり検索のリリース前後で、検索の利用率が1ユーザーあたり140%上がっています。お客様が、より自分にあった商品や欲しいアイテムが見つけやすくなったことで、ユーザーへの価値提供につながったととらえています。

市川(ZETA)こだわり検索では、カテゴリやブランドだけではなく、価格や割引率などの細かな条件を設定できるようになりました。また、検索ログやユーザーの行動履歴データを計測し、検索キーワードと実際に買った商品の関係性を可視化しています。

 それを受けて、「シャツ Sサイズ」「シャツ 5,000円以下」のように、ユーザーが求める検索結果へ導くキーワードをレコメンドする、ファセット機能も活用できています。さらに、データからトレンドもわかりやすくなりました。

MZ:ユーザーの利便性が上がったことで、検索利用率が大きく向上したんですね。システムのパフォーマンス面では、いかがでしたか。

生川(ZETA)検索をするユーザーが、ストレスを感じないスピードを実現できています。ZETA SEARCHは、大量の検索件数の処理と、早い検索スピードを両立するエンジンであることも特徴なんです。

 またZETA SEARCHの導入前は、自社で検索エンジンを構築されていたSHOPLIST様ですが、今回の取り組みでサーバーの台数を半分以上削減することができました。システムの運用負荷とメンテナンスコストを下げられたことも、大きな変化ではないでしょうか。

市川(ZETA)私達としてもチャレンジングな取り組みでしたが、今後に生かせる知見が得られ、良い機会をいただきました。

田崎(SHOPLIST)システムには、かなり難易度の高い機能要件をお願いしていましたが、ZETAさんは柔軟に対応してくださいました。内製システムの残したい機能やインターフェースもそのままに、ZETA SEARCHへリプレイスできています。また、システム移行にともなう人的コストも抑えることができました。

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キーワードからユーザーの"欲しい"を汲み取る検索機能

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この記事の著者

マチコマキ(マチコマキ)

広告営業&WEBディレクター出身のビジネスライター。専門は、BtoBプロダクトの導入事例や、広告、デジタルマーケティング。オウンドメディア編集長業務、コンテンツマーケティング支援やUXライティングなど、文章にまつわる仕事に幅広く関わる。ポートフォリオはこちらをご参考ください。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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2020/10/06 10:00 https://markezine.jp/article/detail/34220

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