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「こだわり検索」で検索利用率140%アップ!SHOPLISTがZETA SEARCHを導入したワケ

キーワードからユーザーの"欲しい"を汲み取る検索機能

MZ:検索機能は、ユーザーのニーズに合わせ、常にブラッシュアップが求められることと思います。今後はどのような施策を進める予定ですか。

生川(ZETA)引き続き、検索ロジックの改善を進めていきます。たとえば、欲しいものがはっきりしているユーザーには、その商品を上位に表示。なんとなく検索したユーザーには、商品との新しい出会いや発見になる検索結果を表示することで、ユーザーへの価値提供につながると考えています。

田崎(SHOPLIST)また、SHOPLISTの商品登録の手間を省きながら、こだわり検索のブラッシュアップにも注力しています。SHOPLISTでは、商品の詳細情報(たとえばサイズ情報や洗濯の可否など)を、商品説明文の中にまとめているんです。

 そのため、サイジニアさんのテキスト解析AIを使って、「ベーシック」「薄手で軽い」「カジュアル」などのような、商品を表すキーワードを自動的に抽出し、タグ情報として自動登録する仕組みを整えています。

吉井(サイジニア)タグ情報と、検索結果や購入を含めたサイト内行動データをすり合わせていくと、商品を表す適切なキーワードが見えてきます。これらのデータを、ファセット機能などへ活用していくと、ユーザーも「この商品が欲しいときは、このキーワードで検索するんだな」とわかりやすくなりますよね。

MZ:「検索したいけれど、キーワードがわからない」場合は多いですから、便利になりますね。

吉井(サイジニア)はい。商品情報の入力に負荷をかけず、自由に検索できることが理想です。まだテスト段階ではありますが、引き続きこの2つの行動を当社のAIでつなげ、こだわり検索の質を高めていきたいと考えています。

ユーザー体験アップデートへの近道

MZ:終わりに、これからの展望を教えてください。

田崎(SHOPLIST)ECの次のニーズは、リアル店舗と同じような購入体験と、オンラインだからこそできる、新しい体験だと考えています。たとえば、リアルタイムに接客を受けながら、自分に合うサイズやファッションがレコメンドされる、パーソナライズな体験でしょうか。

 このような体験を生み出すには、スピードや使いやすさなどのユーザビリティや、ECに必要な機能を最低限実現した上で、新しいテクノロジーの活用が必要だと考えています。

吉井(サイジニア)SHOPLIST様は、ビジョンがとても明確です。「クリック率向上」のような目の前の数値にフォーカスするのではなく、「ユーザーにこんな体験を提供したいので、改善できないか?」といったご相談をいただいているので、私達も全力でAIなどの技術でサポートしていきたいです。

市川(ZETA)現在も3社で開発を進めている機能が複数あり、リリースに向けて動いています。今後も、ZETA SEARCHが蓄積してきたアパレル業界やEC検索の深い知見を基に、SHOPLIST様が提供したいユーザー体験の実現を、ご支援していきたいと思います。

田崎(SHOPLIST)今回、高い専門性や難易度の高いテクノロジーを必要とする領域では、内製だけでなく、それらに特化したパートナーのソリューションを取り入れることが近道だと感じました。SHOPLISTでしかできないユーザー体験を、ZETAさんやサイジニアさんと一緒に、プロダクトの中で実現したいと思います。

MZ:本日はありがとうございました。

▼ZETAが提供するECマーケティング・リテールDXを支援するソリューション「ZETA CX シリーズ」の資料はこちらよりダウンロードいただけます。

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この記事の著者

マチコマキ(マチコマキ)

広告営業&WEBディレクター出身のビジネスライター。専門は、BtoBプロダクトの導入事例や、広告、デジタルマーケティング。オウンドメディア編集長業務、コンテンツマーケティング支援やUXライティングなど、文章にまつわる仕事に幅広く関わる。ポートフォリオはこちらをご参考ください。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2020/10/06 10:00 https://markezine.jp/article/detail/34220

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