消費者との “架け橋” として使う
ここまでキャラクターマーケティングのメリットを紹介しましたが、実際のキャラクターの活用方法にはどのようなものがあるでしょうか。代表となる活用方法は次の3つです。
<代表例>
・キャラクターが登場する“ストーリー”を販売するコンテンツビジネス
・グッズなどの“商品”を販売するライツビジネス
・キャラクターを消費者の“架け橋”として使うブランドビジネス
ここからは、DLEがプロデュースした活用事例と、他社様の事例を紹介しながら、キャラクターならではの活用方法を解説していきます。
オリジナルキャラクター事例:あおまる(みずほフィナンシャルグループ)
みずほフィナンシャルグループでは、DLEが制作した「あおまる」を通して、ブランドリフトを向上させる施策を実施しました。お客様に不便を感じさせる告知などに、キャラクターを使用することで不快感を軽減しています。動画や漫画、その他のSNS用に多様なクリエイティブや企画を作成し展開することで、ブランド資産の構築にもつながります。

他社事例(1):ひよこちゃん(日清食品)
2020年に30周年を迎えた「チキンラーメン」のキャラクターひよこちゃんは、同商品から派生した商品「アクマのキムラー」の発売時にCMで見せた、ストレスでイライラを爆発させる姿「アクマ化」が話題に。SNSの公式アカウント上でもアクマ化の一環で自虐ネタを投稿するなど、現代人のストレスに寄り添うあるあるネタ、悪キャラでバズを巻き起こし、ブランドと消費者との架け橋になりました。

他社事例(2):かっぱえび家(カルビー)
「かっぱえび家」は、“やめられないとまらない“でおなじみの、カルビー「かっぱえびせん」のキャラクターです。同社では、商品のパッケージデザインに用いるほか、子どもやファンに対するコミュニケーション手法として、TwitterなどのSNSを活用し、かっぱえび家の世界観を発信。かっぱえびせんのブランドメッセージを伝える代弁者として活用しています。

以上の弊社事例、他社様事例からわかるように、キャラクターを活用することで、企業のブランドイメージを定着させるだけでなく、既存顧客との円滑なコミュニケーションや、SNSなどを通じた話題化による認知拡大、新たな消費者層の獲得にもつながります。
今回は、キャラクター活用のメリットと活用事例を紹介しました。次回は「キャラクターアカウントから学ぶ、SNSコミュニケーション術【Instagram編】」をテーマに解説していきます。お楽しみに!
キャラクターマーケティングの事例はWebサイトでも掲載中
ディー・エル・イーのWebサイトでは、本記事にはないキャラクターマーケティングの事例やソリューションを紹介しています。キャラクターマーケティングに関する情報を知りたい方は下の関連リンクをご確認ください!