今回で9回目となる「MAGASCENE(雑誌メディア調査)」は、一般週刊誌、ファッション誌、専門誌をはじめとする522誌を調査対象とし、全国の12~69歳の男女8,206人のデータをもとにまとめられた。
発表された資料によると、雑誌は全体の8割以上の人が読んでおり、特に「女性12~19才」と「男女20~29才」では9割以上と高く、続いて「男女30~39才」が多くなっている。また、1か月あたりの雑誌購入金額の平均が最も多いのは、男性の30代で約1,300円。男性は20~50代が1,000円を超えており、女性よりも高額となっている。
また、「雑誌広告を見て行なったこと・レスポンス」について尋ねたところ、最も多いのは「インターネットのホームページ参照」。性年代別では「男性12~59才」と「女性12~49才」の各年代で最も高い傾向がある。なかでも、「男性20~40代」の約半数が「雑誌広告を見てインターネットのホームページを参照したことがある」と回答している。そのほかのアクションとしては、「商品・サービスについて、家族や友人などと話題にした」「商品やサービスを見に行った」「ハガキ・FAX・電話・インターネットなどで資料請求した」が続いている。
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