楽天は、オフラインでの購買データに基づくIDマーケティングソリューション「RMP - Omni Commerce」において、「レジ袋の購入に関する分析結果」を公開。以下、一部内容を紹介する。
レジ袋購入率が最も低いのは「ドラッグストア」
今回分析を行ったコンビニエンスストア、スーパーマーケット、ドラッグストアの中でレジ袋購入率が最も高かったのはコンビニエンスストアで、6.7%という結果に。また、コンビニエンスストアでのレジ袋購入率は、最も低かったドラッグストアに対して約5.6倍、スーパーマーケットに対して約1.8倍だった。コンビニエンスストアでは、購入した弁当や惣菜など、食後のゴミをまとめるためにレジ袋が購入されていることが予想される。
男性のレジ袋購入率は、女性の約1.6倍
男性のレジ袋購入率は7.3%で、女性の4.5%に対して約1.6倍に。業態別に見ると、男性のレジ袋購入率は女性に対してコンビニエンスストアで約1.4倍、スーパーマーケットで約1.8倍、ドラッグストアで約2.4倍だった。
レジ袋購入率が最も高い年代は?
レジ袋購入率は、20代が7.0%、60代が4.7%と20代の購入率が最も高く、60代が最も低い結果に。業態別で見ると、コンビニエンスストアでは20代が7.9%、60代が5.3%、スーパーマーケットにおいては20代が4.5%、60代が3.1%と、同様の傾向が見られた。
レジ袋購入率、時間帯による変化が顕著に
コンビニエンスストアにおけるレジ袋購入率は、18~6時の時間帯で高い傾向に。9~12時におけるレジ袋購入率は5.4%であるのに対し、0~3時の間で10.9%(約2倍)、3~6時の間で10.1%(約1.9倍)となった。
【分析概要】
調査主体:楽天
対象期間:2020年7月1~31日
対象エリア:全国
対象レシート数:55万枚
対象者:対象期間中に、「Rakuten Pasha」を通じてレシート画像を5枚以上送付した10~70代 男女
対象小売店:
・コンビニエンスストア:セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソン
・スーパーマーケット:イオン、イトーヨーカドー、マックスバリュ
・ドラッグストア:ウエルシア薬局、ツルハドラッグ、マツモトキヨシ
分析手法:アドホックオフライン購買分析
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