CDO Club Japanは、最高デジタル責任者(CDO)という役割の認知と普及に貢献した個人を表彰する「Japan CDO of The Year 2020」の選考委員会において、受賞者を味の素 代表取締役 副社長執行役員 CDOの福士 博司氏に決定。「CDO Summit Tokyo 2020 Winter」において発表し、表彰式を実施した。
福士氏は1984年に味の素へ入社。アミノ酸事業を中心に技術畑を経験したほか、MBA、PhD(Business)を取得後、ヘルスケアを主体とした事業畑に転向し、専務執行役員アミノサイエンス事業本部長時代に事業改革を実行した人物。現在は、代表取締役副社長、CDOとして全社のデジタルトランスフォーメーションを推進している。
選考委員会では「2019年6月より同社の副社長CDOとして同社のデジタルトランスフォーメーションを急速に押しすすめ、長期的なDXのビジョンだけでなく、活動全体を評価基準やKPIなども設置して全社的な活動として牽引し、同社だけでなく、追随する他の企業にとっても模範的なDXの推進方法である」と福士氏を評価。
また、「上記手法やDXに関連する各情報をCDO Club Japanだけでなく、惜しみなく広く社会にも発表するなどの行動は、CDOという役職の認知・普及に多大なる貢献である」と、受賞理由を発表した。
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