ジーニーは、同社が開発・展開するチャットボットツール「Chamo(チャモ)」にてECサイトのコンバージョン率向上に有効なEFO機能などを強化した。
今回の機能強化は、顧客から特に要望が多かった「サイトにおける離脱率の改善」や「質の高い接客の自動化」「顧客獲得の費用対効果の検証」などの機能を新規搭載した。
1.サイトにおける離脱率の改善
「Chamo」のEFO(Entry Form Optimization、入力フォーム最適化機能)は、ECサイトの商品購入や資料請求、会員登録などを行うフォームにて、入力形式に合った豊富なパーツを用意している。そのためECサイト運営者、途中離脱の要因を排除することができる。またコンバージョンレポートを標準搭載。 これにより離脱ポイントを可視化して特定でき、誰でも迅速に入力フォームを修正することが可能になる。
2.質の高い接客の自動化
「Chamo」のシナリオ機能はユーザーの入力内容に対応して、後続の設問に必要な情報を外部サイトから取得し、回答の選択肢を自動生成することが可能だ。ユーザーは他のシステムを経由することなく、スムーズに希望の条件を選択して申し込みフォームを完了することができる。
3.顧客獲得の費用対効果の検証
ECサイトの多くは、集客を広告ネットワークやASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダ)を通じて行っている。こうした集客チャネルごとに費用対効果の検証を行うにはコンバージョンデータを各種の計測ツールと連携する必要がある。「Chamo」には計測タグを任意のページに配置する機能があり、ECサイト運営者が利用する計測ツールへデータをフィードバックすることが可能だ。
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