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「アドフープ」で実現する、結果にフォーカスできる新しい広告代理店の探し方

 コロナ禍を機にマーケティングのあり方は大きな転換点を迎え、それにともないデジタル広告の比重が増している。中でも大きくシェアを占めるのが運用型広告だ。運用型広告を成功させるには「誰にやってもらうか」が非常に重要だ。そういった課題を解決するのがイルグルムの「アドフープ(AD HOOP)」だ。今回サービス内容や、導入メリット、今後の展望についてイルグルム執行役員 エージェンシーソリューション事業本部 本部長の水野氏とアドエージェンシーアレンジサービス事業部 部長の満田氏に話を伺った。

コロナ禍、企業はデジタル広告に予算を増やしている

 コロナ禍で既存のマーケティング戦略を再考し、同時に各施策への予算配分を見直す企業が増えている。MarkeZine編集部が2021年1月に刊行した『マーケティング最新動向調査 2021』では、昨年と比較して「デジタル広告の予算が増えた」という回答が34.5%となり、その他の広告媒体に大きく差をつけていた。4マス媒体や屋外・交通広告、折り込み広告ではすべて一桁台だったことを考えると、多くの企業がデジタル広告に予算をシフトしている傾向が明らかになった。

 また、今後3年間の広告予算の見通しについては、デジタル広告の予算が増えると回答した企業はBtoCで60.8%、BtoBで52.6%となり、この動きは加速しそうだ。

(タップで拡大)
『マーケティング最新動向調査 2021』(翔泳社 MarkeZine編集部)
(クリック/タップで拡大)

 そして、デジタル広告の中で大きなシェアを占めるのが検索連動型広告・ディスプレイ広告・SNS広告をはじめとした運用型広告だ。運用型広告には、成功に導く上で欠かせない要素がある。それは、誰に運用を任せるかということだ。運用型広告には業界への知識・トレンドをかぎ分けるセンス・広告に関する深い知識が必要となる。これらをインハウスで自社完結する企業もあれば、広告代理店の力を借りて運用を行う企業もあるだろう。

 今回の調査のようにデジタル広告の予算を増やしている企業にとって、「誰に広告を運用してもらうか?」ということは一つの課題になっているのではないだろうか。

 そのような状況下で、マーケティング効果測定プラットフォーム「アドエビス」を提供する企業として知られるイルグルムが、この課題に応える広告代理店マッチングプラットフォーム「アドフープ」を2021年1月6日にリリースした。ここからは、同サービスの企画・開発・販売に携わる水野氏と満田氏にサービスの特徴について聞いた。

300社超の広告代理店から広告主の最良のパートナーを探す

 広告主と広告代理店の最適なマッチングをサポートする「アドフープ」だが、どういった背景からリリースに至ったのだろうか。その背景は、長年イルグルムが向き合ってきた広告主・広告代理店から「より良い広告代理店を知りたい」「新しい広告主を開拓したい」というニーズの増加にあるという。

 「これまでも、弊社が提供するマーケティング効果測定プラットフォーム『アドエビス』事業で培ってきた広告代理店ネットワークを活かし、広告主に対し最適な広告代理店を紹介していました。それが『各広告代理店のキャラクターを深く理解している』と非常に好評で、正式にサービスとして提供することを決めました」(満田氏)

 実際に「広告代理店ご紹介サービス」として2020年5月にリリースして以降、サービス利用者数は前月比130%で月次増加を続け、これまでに50社を超える広告主に対し最適な広告代理店を紹介してきたという。

 では、「アドフープ」はどういった企業がターゲットとなっているのだろうか。この質問に対し、水野氏は「新規で広告代理店を探している企業はもちろん、現状任せている広告代理店の運用成果が頭打ちになっている企業にも有効」と語る。

 「広告代理店、特にWebの運用型広告を提供する会社は国内だけでも相当数存在します。そのため、自社でその中から最適な広告代理店を探すのは困難です。我々は、アドエビス事業で培ってきた300社超の広告代理店ネットワークがありますので、その中から最適な提案ができると考えています」(水野氏)

 この「アドフープ」、実は広告代理店にもメリットが大きい。広告代理店の多くは少数精鋭の中小企業だ。そのため、広告代理店の中にはスキルはあるにもかかわらず、営業に労力がかけられず、新規開拓に悩んでいる広告代理店も多い。

 「デジタル広告の運用は職人の世界なので、大手インターネット広告代理店でエースだった人が独立するケースもあります。そのため、会社の規模の大小に関係なく運用力の高い広告代理店が存在するのです」(満田氏)

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10,000件超の支援に裏打ちされた最適な形を提案

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この記事の著者

西原 小晴(ニシハラ コハル)

 京都府立大学農学部出身。前職は大手印刷会社にて化学物質管理のシステム開発&管理者。退職後、化学・建設・環境法規制などの知識を活かして大手企業のライティングを行う。現在はリードナーチャリング、セールスライティングをメインとするマーケターとして活動中。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2021/02/12 11:00 https://markezine.jp/article/detail/35210

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