OOHが有する価値をどう活かす?
――コロナ禍で生活環境が変わる中でも、安心して施策を実施できる仕組みが整っているのですね。では、御社の考えるOOH固有の価値や、活用ポイントについて教えてください。
神内:まずは公共性・信頼性の高さです。OOHは公共の場に設置されており、⼤画⾯でのリアル感を活かすことで、伝えたいメッセージを「世の中ごとにする」ことができます。これを「集団効果」と言います。また非常に厳しい審査基準を通過している広告であるという点で、信頼性を醸成できることもポイントです。そのため商品訴求だけでなく、CSR訴求の場としても多く用いられています(図8)。
2つ目として、リーチの大きさ、高い強制視認性もポイントです。都市部にサイネージを設置することで非常に多くのリーチ獲得を期待できますし、意図せず目に情報が入ってくる強制視認性を活かしてメッセージを伝えることができます。
3つ目はリーセンシー効果です。イギリスのOOH媒体社の業界団体、Outsmartの調査によると、83%の人がショッピングの直前30分以内にOOH広告を見ているという結果があり、人の直前の行動を変容させる効果を持っているといえます。
――最後に、コロナ禍でマーケティング施策の再設計を進めている広告主に向けてメッセージをお願いします。
神内:当社のスローガンは、“Figure the Real World”。リアルな世界の価値をデータで証明し、日本のDOOH市場を活性化することが使命だと考えています。コロナ前まではDOOHのグローバル市場は全体として2桁成長が続いていたのに対し、国内の成長率はずっと横ばいの状態でした。
オンライン広告が急速に普及した理由として、ターゲティングと効果の可視化ができたことは大きかったはずですが、いま、DOOHでもデータに基づいたプランニング・配信が可能になっています。コロナ禍の状況においても、当社の機能を使えばDOOHは有効な手段として提供できる。そのことを、多くの広告主の方々に知っていただきたいです。
サービス概要、DOOHにおけるターゲティング手法、広告出稿パッケージなどをご紹介する資料を用意しています。こちらからダウンロードいただけます。
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