アサヒビールは、データを活用した新たな価値創造を実現するために、同社が保有するビッグデータの一部を共有し、共同で分析・活用を推進するパートナー企業の募集を3月17日(水)に開始した。広告・販促領域において、パートナー企業と共同で新たなサービスや仕組みを開発することで、より魅力的で便利な酒の提案を目指す。
今回の募集は、専用サイトから応募が可能。一定の審査を実施の上、応募した企業の中から数社を「データパートナー」として認定する。データパートナーとなった企業は、アサヒビールが保有するデータの一部や、SNS・ホームページなどを活用し、新たなサービスや仕組みを同社とともに立案・実行・推進する。
また定期的に、事前に設けたテーマに沿って互いに議論する場を、データパートナーごとに設ける予定。たとえば「商品・ブランドの価値向上」や「お客様が参加しやすいキャンペーンの仕組み構築」など、具体的な課題に沿った提案をデータパートナーから受け、アサヒビールの知見と合わせて両社で議論を深めながら実現に向けて取り組んでいく。
これによりアサヒビールでは、単なるビッグデータの分析で終わるのではなく、データを活かして顧客がより同社商品に魅力を感じ、手に取りやすくなるような新たな価値の創造を目指す。
なお、主な対象企業は、広告会社、システムインテグレーター、メディア、プラットフォーマー、コンサルティング会社、その他データ関連企業。応募期間は、2021年3月17日(水)から3月31日(水)までとなり、応募企業への結果発表は4月中旬頃を予定している。
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