マーケティング支援とコストを抑えたステージアップ対応も
メルカートの特徴3つ目は手厚いマーケティング支援があることだ。メルカートには充実したマーケティング機能だけでなく、その機能を使いこなすためにプロフェッショナルが併走して支援する体制が整っている。マーケティングサポーターの数は200名以上と、EC業界随一の豊富なリソースだという。対応領域は、事業戦略の設計から、広告による集客、サイト改善、分析、CRMと幅広く、EC事業の成長を支える。
そして4つ目の特徴は中長期的な視点を持ちEC事業のステージアップへ柔軟に対応できる点だ。規模を拡大して倉庫の拠点を増やし、独自の運用やサービスの導入、複数のECを運用したいなどのフェーズに来たときも、メルカートはスムーズにカスタマイズが可能なパッケージ版のecbeingへ移行できる。
メルカートと同グループのecbeingならば、顧客データや注文データがそのまま移行できるだけでなく、会員パスワードのリセットも不要。懸念される移行コストが限りなく抑えられるのだ。
変化し続けるECビジネスとともに、メルカートも進化する
「自社ECの立ち上げからその後の運用もサポートし、EC事業にともなうさまざまなリスクにプロフェッショナルとして関わり、ヘッジする。これがメルカートが選ばれるポイントです」と飯澤氏。
終わりに、メルカートを導入する企業の声が紹介された。
まずはゴルフウェアのオリジナルブランドを展開する、グリップインターナショナル。メルカートを導入した理由に、ECサイトの構築からその後のマーケティングまで、一貫してサポート体制が充実していること、そしてバックオフィスの操作性と、ecbeingへの移行が可能なことを挙げた。EC事業に併走し、パートナーとしてグロースを支える点を高く評価しているという。
続いて睡眠に特化したアイテムを取り扱うブレインスリープは、ECサイト構築にあたり、スケジュールとスピードを最優先に考え、メルカートを選択。対応のスピーディーさに評価が高かったほか、安定した運用、強固なセキュリティにも満足しているそうだ。
そしてAGCグループのAGCテクノグラスは、キッチン用品のオンラインショップ運用にあたり、マーケティングプロセスの展開とデータ活用によるPDCAの定着を重視した。メルカートのCRM機能を活用し、メディア露出からの販売をスピーディーに対応できているほか、データドリブンなEC運用の実現と、理想的な運用ができているという。また、visumoによるInstagramを活用したコミュニケーションも展開しているそうだ。
コロナ禍が落ち着いたあとも、ECは重要な販路として成長を続けていくだろう。ECはカートシステムを導入するだけではなく、その後の運用が重要。飯澤氏は「環境やユーザーの変化とともに進化するプラットフォームと最適な運用シナリオを掛け合わせ、メルカートから走り続けるEC事業を支援したい」とまとめ、セッションを締めくくった。