楽天インサイトは2021年4月9日(金)から2021年4月11日(日)の3日間、同社に登録しているモニターの中から全国の20~69歳の男女1,000人を対象に「音楽に関する調査」を実施した。
4割弱がほぼ毎日音楽を聴く
音楽を聴く頻度を聞いたところ、37.7%が「ほぼ毎日」と回答。特に、20代では61.5%の人がほぼ毎日音楽を聴いていることがわかった。
また、普段音楽を聴く人に「音楽を聴くシーン」について聞いたところ、「車の運転中」と回答した人が最も多く、56.9%という結果に。次いで「家事をしながら(35.1%)」「電車やバスなど移動中(25.4%)」「自宅での仕事・勉強中(24.2%)」が続いた。
音楽を聴く時間について、1日あたりの平均時間は平日が51分、休日が54分と同程度に。20代は聴取時間が他年代より長い傾向にあり、1日あたりの平均時間は平日が68分、休日が78分となった。
音楽の聴取方法は動画配信サイトが最多
普段音楽を聴く人に音楽の聴取方法を聞いたところ、「インターネット動画配信サイト」と回答した人の割合が46.2%と最も多く、次いで「音楽CD/DVD(41.9%)」「テレビ(34.7%)」が続いた。
年代別に見ると、20代は「インターネット動画配信サイト(50.8%)」「ストリーミング型定額制音楽配信サービス(41.4%)」「ダウンロード型音楽配信サービス(31.1%)」の順で利用者が多かった。50代、60代はともに「音楽CD/DVD」が最も多く、年代によって聴取方法の傾向に違いが表れた。
音楽を聴くためにお金を使っている人は4割超
普段音楽を聴く人に、「音楽を聴くためにお金を使うかどうか」を聞いたところ、「お金を使っている」と回答した人の割合は42.9%に。中でも20代は「お金を使っている」と回答した人の割合が59.3%と過半数を占めた。
音楽の聴取方法別に金額の増減を聞いたところ、アーティストのコンサートやライブについて「会場での生演奏」を聴くために使う金額が「減った」と回答した人が6割を超える一方、「オンラインライブ」に費やす金額が「増えた」と回答した人の割合も61.0%となった。
また、「ダウンロード型音楽配信サービス」「ストリーミング型定額制音楽配信サービス」に費やす金額が「増えた」と回答した人の割合は、それぞれ13.7%、14.4%だった。
音楽の情報源は「インターネット動画配信サイト」が最多
普段音楽を聴く人に、音楽に関する情報源として活用しているものを聞いたところ、「インターネット動画配信サイト」と回答した人の割合が最も多く61.0%という結果に。次いで「テレビ(49.8%)」「音楽配信サービス(32.8%)」が続いた。20代では「SNS(37.9%)」を活用していると回答した人が他の年代よりも多く、「テレビ(34.9%)」の活用が他の年代よりも低い傾向が見られた。
【調査概要】
調査エリア:全国
調査対象者:20歳~69歳 男女
回収サンプルサイズ:1,000サンプルサイズ(性年代構成比を人口構成比率に合わせてウェイトバック)
調査期間:2021年4月9日(金)から2021年4月11日(日)
調査実施機関:楽天インサイト
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