音声会話のスペースをはじめ、機能も充実
――新機能と言えば、音声会話機能のスペースも非常に話題になりましたが、利用者向けに発表した機能にはどのようなものがあるのでしょうか。
直近で発表したのは、「Revue(レビュー)」、「Super Follows」、「スペース」の3つです。最初のRevueは2021年1月に買収したオランダのニュースレター配信サービスをTwitterに組み込んだものになります。Revueは購読者に対し、サブスクリプションもしくは無料でニュースレターを配信することができ、購読者をTwitterなどで募ることができます。ジャーナリストや作家、クリエイターといった方々にTwitterでの収益化の仕組みを提供する目的でリリースしました。現在PCからであれば、日本の利用者も利用できます。
2つ目のSuper Followsは、月額の購読料を支払うことでサポーターバッジがもらえて、通常のフォロワーでは見ることのできないツイートを読む、ニュースレターの購読することが可能になります。こちらの機能はこれから実装予定となっております。
そして、3つ目がスペースです。こちらは5月4日にローンチし、すでにお使いの読者の方もいるかもしれませんが、600人以上のフォロワーがいる方であれば、ホストとしてスペースを開始できます。最大11名まで同時に話すことができ、リスナーの方は無制限に参加することが可能です。ツイートを表示しながら会話できるだけでなく、それをツイートで知らせることができます。これらの機能の中でも、マーケティング目的での活用が進んでいるのがスペースです。ブランドがホストとなり、特定の社会課題に関してゲストを呼んで会話し、ブランドの社会課題に対する姿勢を伝える取り組みなどが海外では始まっています。