※本記事は、2021年6月25日刊行の定期誌『MarkeZine』66号に掲載したものです。
採用・マーケティングに好影響:ベーシック
(左)ベーシック執行役員 CAOコーポレート本部長
角田剛史(すみだ・たけし)氏ソニー、DeNA、家具サブスクスタートアップを経て、2018年ベーシックに参画。経営企画機能のゼロからの立ち上げを担う。現在はすべてのコーポレート部門を執行役員として管掌。Twitter:@takeshisumida_
(右)ベーシック ferre One事業部 マーケティング部マネージャー
河村和紀(かわむら・かずき)氏外資系人材紹介会社を経て、創業期のベーシックに入社。Webサイト運用・商品企画・新規事業立ち上げなどに携わる。現在はイベントマーケ、オフラインマーケを管轄。登壇回数は350回以上。Twitter:@Kawamura_KZK
ベーシックでは2019年4月頃から、社員個人によるSNS発信に注力している。特に力を入れているのがTwitterで、社員の3割がアクティブに活用、全社員の合計フォロワー数は5万を超えている(取材時点)。きっかけは採用力を強化することだった。同社はオールインワン型BtoBマーケティングツール「ferret One」やフォーム作成管理ツール「formrun」といった複数のプロダクトを展開していることもあり、会社名が認知されにくく、採用に苦労していたという。その対策の一つとして若手社員からの提案があり、まずは役員が試験的に運用、全社に取り組みを拡大した。