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目指せGoogle・Yahoo!で1位!鈴木将司のSEO悩み相談室

第2回 リンク元を増やすのにはどうしたら良いのか?~ 被リンクの本当の意味とは?~


SEO対策に苦労する人が多い中、被リンクを代行している業者が増えています。このような業者を利用することはSEO対策として有効なのでしょうか? 今回はそのような質問について答えていきたいと思います。

「リンク元を簡単に増やしてくれる業者さんがいるって聞いたけれど…」

【質問】
「リンク元を簡単に増やす方法はないでしょうか? リンク元が増えれば検索エンジンで上位表示ができると聞きます。また、たくさんの小さな検索エンジンや自動登録リンク集への登録を代行してくれる業者さんがあるということを聞きました。でも自分ではそういった業者さんをどうやって選んだらよいのかわかりません。どこか良いところをご存じでしたらその業者さんのホームページアドレスを教えて頂けないでしょうか?」
【回答:鈴木】
ご質問ありがとうございます。この、「リンク元を増やすにはどうすれば良いのか」というご質問はこれまでも多くいただいているものの1つです。これはSEO対策を成功させようとしている人達が、皆さんかかえている問題です。
分析結果と所見
 結論から言いますと、多くの検索エンジンや自動登録リンク集への登録を一括代行してくれる業者さんだけに頼らずに、より魅力的で、来訪者に役に立つコンテンツを作ることに注力しましょう、というのが私の見解です。

「リンク登録代行業者」によるリンクとは?

本来、ロボット検索エンジンがリンク元を検索結果の判断基準として利用している理由は「リンクされているホームページとは、価値があるからあるいは人気があるから上位表示する」という、いうなれば社会的評価のバロメーターとしてのものなのです。

では、業者さんによる一括登録サービスを利用したリンクがその社会的評価となりえるでしょうか? そうしたサービスを行う業者さんがあるということを知り、お金を払ったならばリンクをはってもらっても当然のことです。なので、これは社会的評価(正当なリンクによる検索結果)とは言いがたいところがあります。

本当は良い業者さんがあればぜひ推薦したいのですが、現在の段階では良くても、検索エンジンの基準が変われば、将来はスパムになり検索順位がダウンする可能性があるので、なかなか手放しでお勧めするというわけにも行きません。

業者さんにもいろいろありますので、一概には言えませんが、どういう一括登録サービスが特に良くなく、「検索エンジンスパム」となりうるかというと…

複数のサブドメインを設定して、大量のリンク集ページを作成し、どのサブドメインのリンク集を見てもデザインは同じで、リンク掲載先もほとんど同一のもの。誰がどう見ても、良質なリンク集とは言えずに、ただ単にリンク元を捏造するためのサイト

になるでしょう。
具体的なページURLの例をあげますと、

http://linkshu001.homepage.com
http://linkshu002.homepage.com
http://linkshu003.homepage.com
http://linkshu004.homepage.com
http://linkshu005.homepage.com
http://linkshu006.homepage.com
http://linkshu007.homepage.com
http://linkshu008.homepage.com
http://linkshu009.homepage.com
http://linkshu010.homepage.com
http://linkshu011.homepage.com
http://linkshu012.homepage.com
http://linkshu013.homepage.com
http://linkshu014.homepage.com

…というように、URLまでもがいかにも手を抜いて設定したという感じのものです。こうしたところに登録をしてしまうと、Googleが「スパム」と判断し、そのサイトだけでなく、そこに登録されているサイトもすべてインデックスから削除して、検索順位がダウンしたり、全く表示されなくなってしまう、ということが実際に起こっています(「Google八分」とも呼ばれています)。

なので、こうした方法での登録は例え一時的な効果があったとしても、その後大幅にダウンする可能性が高いので避けるべきです。

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この記事の著者

鈴木 将司(スズキ マサシ)

http://www.web-planners.net株式会社セミナーチャンネル代表取締役、メディアネットジャパン代表。東京生まれ。オハイオ州立アクロン大学経営学部、クイーンズランド州立大学教育学部卒業後、オーストラリア、アメリカにて教員の傍ら、ホームページ制作会社を1996年に設立したホームページ制作業界...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2006/07/12 21:16 https://markezine.jp/article/detail/37

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