分析結果と所見
Googleが提供するリンク元リスト表示の特徴
Yahoo!、Google、MSNサーチなどの3大主要検索エンジンはいずれも、あなたのサイトがネット上の他のサイトからどのくらいリンクをしてもらっているかを「link:」というコマンドをいれてからその後にすぐにあなたのホームページアドレスを入れると表示してくれるようになっています。
例えば http://www.m-n.com/index.html というページのリンク元数を知るにはGoogleのキーワード入力欄に、link:http://www.m-n.com/index.html と入れて検索ボタンをクリックします。
そうするともし http://www.homepage.com/link.html というページがあなたのホームページにリンクをはっていれば http://www.homepage.com/link.html はリンク元リストに表示されるはずです。しかし、必ずしも http://www.homepage.com/link.html が http://www.m-n.com/index.html にリンクをしてもリンク元リストに表示されるとは限りません。何故なのでしょうか?
それはGoogleがYahoo!などよりもリンク元の質に関して厳しくみている可能性があるからです。Yahoo!で特定のページのリンク元を調べると1500件表示されても、Googleでは通常その10分の1の150件程度しかリンク元リストには表示されません。
どのようなページがリンク元としてGoogleで認識されないのか調べるためにより多くのリンク元を表示するYahoo!と比較してみました。するとYahoo!ではリンク元として表示している一括登録サービスを利用すると登録されるページからのリンクが、Googleのリンク元情報から「リンク元としては質が低い」という理由でどんどん消えてきているのではないかということがわかりました。