リンク元とは?
では質の低いリンク元の特徴はどういうものなのでしょうか? 具体的には
- ジャンルがバラバラのサイトを無造作に100件以上リンクしているページ
- トップページしかない(index.htmlページだけでその他のページがない表紙ページだけで手抜きサイト)
- 同じ内容のページが他の大量のドメインやサブドメインに存在している
という3つの特徴があります。
このようなページからリンクされても、Yahoo!の場合はリンク元として認識される可能性があっても、より洗練されたリンク元評価システムを持っていると思われるGoogleは除外しているということが言えます。
1.から3.の条件をすべて満たしているページからあなたのサイトがリンクをしてもらってもGoogleでは何もあなたのサイトの検索順位アップには貢献していないと思われます。ですので、こうしたところにリンクしてもらうことを追求したりそれに対して料金をはらったりしても無駄に終わることになる可能性が高いのです。
あなたのサイトがそうしたところからリンクされているとは限りませんが、Googleでのリンク元情報が減少の傾向にあるのでしたら、それは「これまでリンク元として貢献していたページがもうそうではなくなってしまった」という可能性が大ですので、対策を講じなければなりません。
対策とはなんでしょうか? それは私がいつも言っているように「他人があなたのサイトを気に入って人に紹介したくなるような役に立つコンテンツを増やすという地道な努力」と「より多くの人達にリンクをはってもらうために相互リンクの依頼を心を込めたメールを書いて行う」ことです。
どうか「リンクさえはれれば良いんだ!」という考えを捨てて、「善意の第三者、つまり他のまじめなホームページ運営者に評価された結果としてリンクをされなくては意味がない」という発想に切り換えることをお薦めします。
検索エンジンはこうしている間にもどんどん進化して賢くなってきています。コンピュータ全般においても2020年頃にはコンピューターの知能は人間のそれを上回るだろうと予想する科学者もいるほどです。検索エンジンを騙すことではなく、より多くの人達に認めてもらい、その結果としてリンクを貼ってもらうということにエネルギーを費やすようがんばりましょう。