中川政七商店とTakramは、ジョイントベンチャーの「PARADE(パレード)」を設立した。
中川政七商店は、工芸をベースにした生活雑貨の製造小売(SPA)企業。一方のTakramは、テクノロジーとデザインの両面からブランディングの支援を行ってきた企業だ。
両社は「志あるブランドを世の中に届ける」ことを目指してPARADEを設立。中川政七商店の代表取締役会長・中川政七氏と、Takramのビジネスデザイナー・佐々木康裕氏が中心となり、ビジョンを起点とするブランディング「ビジョナリーブランディング」に特化したコンサルティングサービスを提供していく。
提供内容としては、支援ブランドの歴史や会社における位置付けなどを振り返りつつ、プロダクトやデザイン、ポジショニング戦略などを包含したブランドビジョンを策定。また、ブランドパーソナリティの設定や各タッチポイントの特徴を踏まえたコンテンツ検討を通じ、ブランドビジョンに対する共感を生むためのコミュニケーション戦略を立案する。
【関連記事】
・シズる、顧問に中川政七商店の中川淳氏が就任 経営アドバイザリーとD2C支援を担当
・電通、需要予測を活用したコンサルティングサービス「ミチシロウ」の提供を開始
・EXIDEA、企業のYouTubeチャンネルに特化したコンサルティングサービスを提供開始
・ユナイテッドアローズ、法人向けコンサルティングサービスを開始 商品提案やブランド力向上の支援へ
・ネオマーケティング、ブランド想起を獲得する「エボークトセット戦略コンサルティングサービス」を開始