スイッチメディアは、誰が、いつ、どのチャンネルを注視していたかがわかる「テレビ注視データ」の提供を開始した。
同社はクラウド型テレビCM出稿分析サービス「SMART」を運営する企業。今回提供するデータは「機械学習による顔認識」「リモコンログ」「音声マッチング」という3つの方式を組み合わせて取得する。
同社では、テレビに向かって顔が正面を向いていると判定した人を「注視者」と定義。視聴者に占める注視者の割合を示す「注視含有率」と、調査対象者に占める注視者の割合を示す「注視率」という2つの指標でデータを計測する。
利用企業はこれらのデータを基に、出稿する番組の最適化やクリエイティブの評価などを行うことができる。
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