B2C、B2Bを問わず使える“思考法”を手に入れる
MarkeZineの電子書籍レーベル「MarkeZine Digital First」より、アドビの里村明洋氏による電子書籍『「不適合」から生まれたマーケティング P&G、Google、Adobeでの経験から生まれた、モデルやフレームワークが使えない時の方法論』が刊行されました。
マーケティングの領域では、日々いろいろなモデルやフレームワーク、事例が共有されています。しかし、他社で成功しているやり方をそのまま展開しようとしても、ビジネスモデルの違いや組織文化の違いなどから、上手くいかないことも多いもの。そこで本書はP&G、Googleを経て、現在はアドビでマーケティングの責任者を務める著者が「自分で考え、より現実的かつ本質的な解決策を導くための思考法」を伝授します。
本書の特徴
・考え方の習得・現場での実践、両方をカバーする2部構成
・アドビでのマーケティングを中心に、豊富な事例を掲載
・転職後も活躍し続けるためのマネジメント・キャリア論にも言及
本書において特に重視しているのは、消費者の「無意識」に向き合うこと。マーケターは、消費者自身が気づいていない「無意識」にたどり着き、消費者が「言われてみれば欲しかった」と思うようなベネフィット・コミュニケーションをすることで、商品カテゴリー自体を拡大し、購入につなげることができます。
目次
第1部 思考のための4つのキーワード
第1章 マーケティングを始める前に
第2章 消費者理解の第一歩は「カテゴリー理解」
第3章 「カテゴリーの再定義」で消費者を良い意味で裏切る
第4章 「独自性とモーメント」を整理する
第5章 マインドジャーニーを使って「どこで何を伝えるか」を考える
第2部 ブランド強化のための組織マネジメント
第6章 「マーケティング」の定義に違和感がある時は
第7章 業界を超えたマーケティング組織マネジメント
第8章 越境して活躍するマーケターになるために