12月16日、プレイドは、企業におけるカスタマーサポート領域の事業を展開する新会社「株式会社RightTouch」を設立し、問い合わせをする前の顧客をオンライン上で解決に導く「KARTE RightSupport(カルテ ライトサポート)」のβ版を2022年1月より提供開始することを発表した。
「KARTE RightSupport」は、ウェブサイトなどオンライン上でサポートを必要とする顧客の課題やつまずきを特定するための行動データを可視化し、実際の問い合わせに至る前に課題解決につなげることが特長のプロダクト。
サイト上で課題がスピーディーに解決するため顧客満足度の向上が期待できる他、コンタクトセンター(以下、CS)への架電削減も実現する。また、問題や不満を抱えても、企業に直接問い合わせはしないサイレントカスタマーの問題解決にも寄与する。
なお、KARTE RightSupport の開発においては、PoC(概念実証)としてソニー損保やSBI証券のカスタマーサポート業務で実際に利用されている。
プレイドとRightTouchは「KARTE RightSupport」の開発、提供を通じてCS領域の顧客体験(CX)向上と、業務に従事するオペレーターなどの従業員体験(EX)向上、および、企業のCS部門における事業貢献の可視化を目指す。
【新会社概要】
名称:株式会社RightTouch
所在地:東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX 10F(株式会社プレイド社内)
代表者:代表取締役 野村修平
設立日:2021年10月27日
事業内容:「KARTE RightSupport」の開発、提供企業
URL:準備中
資本金:10,000,000円(資本準備金含む)(2021年11月末時点)/株主:株式会社プレイド
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