NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューションは「旅行とGo To トラベルキャンペーン」に関する調査を実施した。
Go To トラベルの再開に半数が「賛成」
再開が検討されているGo To トラベルキャンペーンに対する賛否を聞いたところ「再開したほうが良い(18.1%)」「再開したほうが良いが、十分に検討が必要(35.4%)」を合算し53.5%が再開に賛成の意向を表明。一方で「再開すべきではない」「わからない・どちらでもない」と回答したのはいずれも約2割だった。
2020年のキャンペーン利用率は約3割
2020年7月からスタートしたGo To トラベルを「利用した」と回答した人は29.8%で、「利用していない」と回答した人は70.2%だった。
また、新たにキャンペーンが再開された場合、利用意向があるのは47.6%(「利用する(18.3%)」と「利用を検討したい(29.3%)」の合算)だった。
割引率が引き下げられたとしても利用意向に大きな影響なし
新たなGo To トラベルでは、前回に比べて割引率や割引上限の引き下げが検討されている。このことがキャンペーンの利用意向に与える影響を調べたところ、69.2%が「(キャンペーンの利用意向は)変わらない」と回答した。さらに「利用意向が高まる」「利用回数が増える」と回答した人の合計も20.5%を占めた。
旅先での過ごし方は「特産物を食べる」が6割
Go To トラベルを利用した旅先での過ごし方では「土地の名産・特産物をたくさん食べたい」が60.5%で最も多く、次に「地元のお店に寄りたい(41.7%)」「アクティブに周辺の観光地を見て回りたい(36.7%)」「お土産をたくさん買いたい(32.9%)」が続いた。
6割以上が消費による旅先の経済活性化を意識
旅先での消費額については「たくさん消費して経済の活性化に貢献したい(22.7%)」「なるべく意識して、消費額を増やしたいと思う(42.5%)」など、意識的に旅行先での消費を増やそうと考えている人の割合が65.2%にのぼり、「せっかくお得に旅行するのでなるべく支出は抑えたい(12.3%)」や「これまでと変わらない(22.5%)」を上回った。
【調査概要】
対象:NTTコム リサーチ登録モニター
方法:非公開型インターネットアンケート
期間:2021年12月3日(金)~2021年12月5日(日)
有効回答者数:1,329名
回答者の属性:日本国内に在住する20歳以上の男女
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