ピースリーとパン・パシフィック・インターナショナル・ホールディングスは、2021年10月7日(木)~2021年11月2日(火)の約4週間に亘り、サイネージの視認率計測実験を実施した。
ピースリーは、企業向けにサイネージの配信や機器開発などを支援する企業。一方のパン・パシフィック・インターナショナル・ホールディングスは、ディスカウントストアやスーパーなどを展開する企業だ。
今回両社は、ピースリーが提供する「背面照射型BIRDEYES(バードアイズ)」をドン・キホーテ中目黒本店の5ヵ所に設置。表示画面上部に取りつけた超小型カメラを通じ、人影と目線を計測することで視認率を算出した。
実験の結果、設置場所によって視認率は最小1%~最大12.61%変動。時間帯によっても視認率の最大値と最小値に3倍程度の開きがあり、来店客の年齢層や来店目的がサイネージの視認率に与える影響を示した。
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