SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第99号(2024年3月号)
特集「人と組織を強くするマーケターのリスキリング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZineニュース

2022年、マーケティング担当者が最も優先すべきことは「ブランド認知の向上」【ニールセン調査】

 ニールセンは、2022アニュアルマーケティングレポートを発表した。同レポートは2021年12月から2022年1月にかけて約2,000人の世界のマーケティング担当者を対象に実施。本記事では、結果の一部を紹介する。

マーケティング担当者の最大の目的は「ブランド認知」

 まずマーケティング担当者が、最も優先すべきことを調査した結果、「ブランド認知」が挙げられた。

 同調査では3分の2近く(64%)の回答者が、ペイドメディアとしてソーシャルメディアが最も効果的なチャネルであると回答。実際にTikTokとInstagramが支出を独占している。ソーシャルメディアへの支出は、世界全体で53%増加し、テレビとラジオへの支出の合計増加率を大幅に上回った。

全体的な測定の必要性が高まる

 次にフルファネルのROI測定に対するマーケティング担当者の信頼度を調査した。結果、54%であることがわかった。さらにオンラインとモバイルのビデオを除くと、他のチャネルすべてのROIを測定することに対する自信は、グローバルで50%未満まで落ち込む結果となった。

 また、世界のマーケティング担当者の約半数がポッドキャストへの支出を増やす意向を示しているが、その投資のROIを測定することに対する自信はわずか44%に留まった。

世界の36%の担当者はデータ活用に課題を感じている

 世界の36%のマーケティング担当者は、「データアクセス」「アイデンティティ・レゾリューション」「データからの行動可能なインサイトの取得」が、極めて難しい、または非常に難しいと回答した。

 加えてコネクテッドTV(CTV)の台頭により、従来のターゲティングソリューションに新たな課題をもたらしている。データからも、マーケティング担当者の51%が今後1年間にOTT(オーバー・ザ・トップ)やCTV支出の増額を計画していることが明らかになった。

【関連記事】
ニールセンとビデオリサーチ、「人」ベースでのテレビとデジタルのクロスプラットフォーム視聴者測定を提供
ニールセン、Z世代とシニア世代のスマートフォン利用動向を発表
デジタル広告視聴率を人単位で測定可能に ニールセン デジタルが「ニールセンIDシステム」の導入へ
ニールセン、動画・音声ストリーミングの視聴状況を発表 月間視聴者数や年齢構成は?
ニールセンが2021年日本のインターネットサービス利用者数/利用時間ランキングを発表

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
関連リンク
MarkeZineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2022/04/18 10:15 https://markezine.jp/article/detail/38807

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ


イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング