5月23日、クラウドサーカスは、マーケティングオートメーションツール「BowNow(バウナウ)」の無料プラン(以下、フリープラン)で、メール配信機能を拡張した。これにより、フリープランを登録したユーザーは、顧客情報を元にメール配信を通して、見込み顧客へのアプローチが可能となる。
同機能を活用することで、たとえば1か月以内に料金ページを訪れたユーザーや、問い合わせフォームまで来たが問い合わせに至らなかったユーザーなど、詳細な条件で絞り込み検索し、ユーザーの行動に合わせたメール配信ができる。
これまでBowNowのメール配信機能は、月額2万円(税別)以上のライトプランからの提供で、フリープランでは顧客の行動履歴の把握までに留まっていた。
BowNowを含む同社のSaaS総称サービス「Cloud CIRCUS」は、マーケティングにコストが掛けられない日本の中小企業をメインターゲットとしている。今回の機能提供によって、見込み顧客へのナーチャリング活動がよりミニマムでスタートできるようになる。
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