4月19日、クラウドサーカスは、同社が提供する、デジタルマーケティングのSaaS総称サービス「Cloud CIRCUS」において、オンライン展示会ツール「CrowdBooth(クラウドブース)」の提供を開始した。
同ツールは取引先を集めた合同オンライン展示会や、就職イベントとしてのオンライン合同説明会などの各種イベントを、気軽に安価で開催できるもの。マップ上にはブースの他にアバターを表示でき、展示会ならではの賑わいの演出も可能。
マップから展示会ブースに入ると、企業ごとの動画視聴や、資料ダウンロード、商談予約などができる。
同社のマーケティングノウハウを活かした、集客から運営、開催後の商談作りまで、一気通貫したサポート体制で提供される。
なお「CrowdBooth」は現在、オンライン展示会を主催したい企業をメインターゲットとして開発されているが、今後は展示会のブースのみを利用したい企業向けに、企業がWebサイト上のコンテンツとして展示会のブースを単体で設置できる「ショールームプラン」も提供する予定。
大規模な展示会を開くことなく、個社単位で気軽にオンラインショールームを設置することで、商品PRや交流の場をWeb上で提供することができるようになる。
また、「ショールーム」に訪れたユーザーは、チャット機能を通して商品について質問することで、その場で疑問点を解消でき、企業としては問い合わせまで至っていない見込み顧客とも接点を持てるため、双方にとってメリットがある。
また、「Cloud CIRCUS」のツール群に含まれるMAツール「BowNow(バウナウ)」と連携し、見込み顧客の管理からイベントの定量的な効果検証も実現できるようになり、費用対効果を定量的に判断できるオンラインイベントの開催も可能となる。
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