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デジタル領域のプロ組織「博報堂デジタルイニシアティブ」で働く意義とは?広告会社/メーカー出身者に聞く

戦略組織ならではの「柔軟性」と「スピード」

道上:HDIはDAC・博報堂DYメディアパートナーズ・博報堂の3社からデジタル広告領域のプロフェッショナルが集結したDACの戦略組織ですが、そのメリットを感じられるときはありますか?

HDIは博報堂DYグループのアセットをフル活用してクライアントの課題を解決する
HDIは博報堂DYグループのアセットをフル活用してクライアントの課題を解決する

甲矢:業務領域を超えた提案と課題解決ができるところが魅力です。私は基本的にダイレクト領域を担当しているのですが、クライアントからTVerやAbemaTVのような、OTTサービスを利用したブランディングや認知領域の施策をしたいとリクエストを受けたことがあります。その際は博報堂DYメディアパートナーズと連携し、加えて自身が前職で培ったテレビの経験から、テレビ局の考え方や仕事の流れを踏まえた上で提案まで持っていくことができました。

安藤:私の場合は、博報堂DYグループが管理している様々なデータを広告配信のプラットフォームに連携させるといったデータの活用ができています。各部署の専門部隊と広告配信を行い、その結果から課題点などを共通認識として確認できる点も戦略組織ならではだと感じます。さらに、実施までのスピードも速いですね。

道上:ビジネスでやりたいことが浮かんでも、自分のチームだけでは実現が難しいことも多いと思います。各社の専門組織と連携できるのはいいですね。

甲矢:そうですね。グループ間での連携が前提になっているので、非常に相談しやすい環境だと思います。

高レベルなプロ集団だからこそのフォロー体制

道上:安藤さんはマーケティングのご経験は豊富でもデジタル領域については、ほぼ未経験の状態での転職ですよね。デジタルに強い広告会社に中途入社するのは不安だったかと思いますが、その点はいかがでしたか?

株式会社翔泳社 MarkeZine編集部 副編集長 道上飛翔
株式会社翔泳社 MarkeZine編集部 副編集長 道上飛翔

安藤:入社後に3ヵ月間、社内でしっかり専門研修を受けました。本当に初歩的な「デジタル広告とは」というレクチャーから始まり、各媒体の知識を得て、実際のプランニングのシミュレーションに課題として取り組みます。最終的には実際のメディアプランを組み立てて、講師から鋭い指摘を受けながら提案するという模擬プレゼンを経験しました。研修のおかげで、配属後もギャップなく業務に取り組めましたね。

道上:きちんとフォローする仕組みがあるのは良いですね。甲矢さんは先程、同僚や上司の仕事から学べているとおっしゃっていましたが、HDIではどのような方々が働いているんですか?

甲矢:新卒で入った人たちは、ずっとデジタルを専門的にやっていて、若い年次から主導権を持ちながらフロントに立って経験を積んでいます。一方で中途の方も非常に多く、それぞれが培った過去の経験を活かしながら働いています。皆さん優秀なので、刺激を受けています。

安藤:あと、人柄として妥協しない人が多いですよね。デジタル領域は本当に変化が速くて、3ヵ月前の情報が古いこともあります。常に最新の情報をキャッチしながら、最適なプランを提案する姿勢がやはりすごいと感じています。

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モチベーションを保てる環境と仕組み

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この記事の著者

那波 りよ(ナナミ リヨ)

フリーライター。塾講師・実務翻訳家・広告代理店勤務を経てフリーランスに。 取材・インタビュー記事を中心に関西で活動中。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2022/08/24 13:04 https://markezine.jp/article/detail/39373

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