SMBCファミリーワークスは、スマートフォン向けアプリ「ファミリーネットワークサービス」を8月22日にリリースした。同アプリは人生100年時代の到来にあたって、日常に潜むリスクを見える化し、家族間の不安を解消につなげるため開発された。家族間のコミュニケーションを手助けするアプリの開発は、三井住友銀行グループ初の試みとなる。主な提供サービスは以下の通り。
予報
登録した年齢・性別等の基本情報、機能の利用状況、アンケート結果等に応じて、家族に起こる将来のリスクや想定されるライフイベントを告知し、健康・介護・金銭面でのリスクに対する具体的な対策方法を提案する。リスクに関連するアドバイスをまとめた記事コンテンツや、家族でのイベントをまとめて共有できるスケジュール管理機能も搭載。サービスを継続して利用すると、学習機能により最適な情報提供が可能となる。
マネーサポート
将来必要となる資産の診断コンテンツや、保険の請求漏れ防止をサポートする機能を搭載している。メガバンクとしての利便性を活かし、金融を含めたライフパートナーとして、ユーザーと家族の不安を解消する。
ヘルスケアとみまもり
必要最低限の項目とシンプルな入力手順で日々の変化を記録し、毎日の健康状態を家族に共有できる。また、入力されたデータを基に健康リスクや介護リスクの予兆を検知し、様々な対策を提案する。位置情報を共有することで、日常生活の見守りも一括して行える。
日常を支えるトークと生活情報
モールトーク機能は、毎日のコミュニケーションツールとして使用できる。離れて暮らしている家族とのコミュニケーションの場としても、普段は切り出しにくいお金や健康などについての大切な話が気軽にできる場としても活用できる。
その他のポイント
iOSのデフォルトサイズよりも大きいフォントサイズやボタンサイズを採用。配慮されたコントラスト比率で、誰でも読みやすい画面設定を実現した。また、家族間の情報共有は、どの情報を誰に共有するか、利用者本人が自由に設定することが可能。利用者の家族は、利用者に対し、公開して欲しい情報のリクエストを行うこともできる。
【関連記事】
・インテージら4社、「イエナカデータプロジェクト」を始動 家庭内の実消費データをIoTで取得、活用へ
・コネヒト、「家族ノート」に投稿分析機能を追加 ママ目線での購買障壁や心配事が把握可能に
・パンパースが子育て支援プロジェクトのコンセプト刷新、多様な子育てや家族のありかたをサポート
・コネヒト、ママ向けアプリの投稿データをインサイトの把握につなげる「家族ノート」を提供開始
・金融デジタルサービスの利用実態、若年層は「スマホ完結」50代以上は「セキュリティ」を重視/アドビ調査