届けたいユーザーに届く!LINE広告の配信機能は?
LINE広告にはターゲットや目的に応じた配信機能が提供されています。ここでは、その中でもまずは活用したい機能を4つ紹介します。
(1)オーディエンスセグメント配信
年齢・性別・属性・地域など、LINEユーザーの「みなし属性(※2)」を基に広告を配信する対象を指定できる機能です。たとえば「福岡県に在住の旅行が好きな30代の女性」など、自社のサービスや商品のターゲットに合わせた細かいターゲティングの設定ができます。
※2 これらのオーディエンスデータはLINEファミリーサービスにおいて、LINEユーザーが登録した性別、年代、エリア情報とそれらのユーザーの行動履歴、 LINE内コンテンツの閲覧傾向やLINE内の広告接触情報をもとに分類した「みなし属性」および、実購買の発生した購買場所を「購買経験」として個人を特定しない形で参考としているものです(「みなし属性」には携帯キャリア・OSは含まない)。「みなし属性」とは、LINEファミリーサービスにおいて、LINEユーザーが登録した性別、年代、エリア情報とそれらのユーザーの行動履歴、 LINE内コンテンツの閲覧傾向やLINE内の広告接触情報をもとに分類したものです(分類の元となる情報に電話番号、メールアドレス、アドレス帳、トーク内容等の機微情報は含まれません)。なお、属性情報の推定は統計的に実施され、特定の個人の識別は行っておりません。また、特定の個人を識別可能な情報の第三者(広告主等)の提供は実施しておりません。
(2)オーディエンス配信
さまざまなオーディエンス(広告の配信対象)データを活用して対象のユーザーに広告を配信する機能です。このオーディエンス配信の一部として、たとえば「Webサイトへの訪問履歴のあるユーザー」「商品やサービスを初回購入したユーザー」などに再度広告を配信するリターゲティング配信も実施できます。
(3)友だち追加
LINE広告を通じてLINE公式アカウントの友だちを集めることができる機能です。友だちが追加されるごとに課金される従量課金制で少額から運用することが可能なため、LINE公式アカウントを活用している企業には特におすすめです。自社の商品やサービスに関心度の高い友だちの増加が期待でき、LINE公式アカウント上で継続的なコミュニケーションをとることで商品の購入やサービスの利用につなげていくこともできます。
(4)類似配信
たとえば過去にコンバージョンしたユーザーデータや、自社で保有する顧客情報などのオーディエンスに類似したユーザーをLINEユーザーの中から新たに探し、広告を配信できる機能です。
なお、「オーディエンスサイズ」は類似度ではなく、類似するユーザーの数を表します(1〜15%もしくは「自動」の選択が可能)。指定するオーディエンスサイズのパーセントが小さいほど、類似したユーザーに広告を配信できますが、リーチできる人数が限られます。一方、オーディエンスサイズのパーセントが大きいほど、広告でリーチできる人数が増える分、似ているユーザーの割合が少なくなります。
入札や効果計測に便利!配信効果を高めるおすすめ機能
LINE広告では配信機能のほかにも、運用の負荷の軽減に役立つ機能や効果計測を行うために設置が必須な機能も提供しています。ここでは、「入札編」と「効果計測編」に分けて2つの機能を紹介します。
(1)入札編
LINE広告は運用型広告のため、広告枠に配信する広告を決めるのにオークションを採用しています。同じユーザーにターゲティングしている広告の中で、最も高い入札金額の広告が配信されます。
LINE広告の入札方法には「自動入札」と「手動入札」の2種類がありますが、「自動入札」の運用がおすすめです。実際にLINE広告を利用する企業の多くが自動入札で運用しています。
中でも機械学習を使用して入札の最適化を行う「自動最適化配信」機能では、配信結果に基づいて目標に近づけるよう自動で入札調整をしながら配信を行うため、効率化や運用工数の削減が期待できます。
(2)効果計測編
LINE広告では、配信効果の計測をするために「LINE Tag」の設置が必須になります。遷移先のWebサイトにLINE Tagを設置することで、広告経由でどのくらいのユーザーがサイトを訪問したのか、商品やサービスを購入してくれたのかなどの計測が行えます。LINE Tagの種類を紹介します。
- ベースコード
必ず設置が必要となる基本のコードです。ベースコードを設置することで、クリックからコンバージョン発生までの有効期間や流入元URLなど、特定の条件下でのカスタムコンバージョンを計測できます。
- ベースコード+コンバージョンコード
購入や会員登録などのアクション完了ページにコンバージョンコードを設置することで、そのページを訪れたユーザーの数からコンバージョンを計測できます。
- ベースコード+カスタムイベントコード
商品のランディングページ、申し込みフォーム、購入完了ページなど、特定のページにカスタムイベントコードを設置することで、アクセス数や離脱の発生について計測できます。