SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第100号(2024年4月号)
特集「24社に聞く、経営構想におけるマーケティング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZineニュース

スマホでの情報収集時間は平均136.4分/SNS利用率はTikTokのみ増加【Glossom調査】

 Glossom(グロッサム)は、スマートフォンユーザーの情報収集動向を時系列に分析する「スマートフォンでの情報収集に関する定点調査」を実施した。

 以下、一部内容を紹介する。

1日当たりのスマホでの情報収集にかける時間は平均136.4分

 まず、情報収集におけるスマートフォンの1日の平均利用時間とその推移を調査した。2019年から2021年までは増加傾向にあったが、2021年から2022年にかけては横ばいの結果となった。

 サービスの分類別に利用率および利用時間と推移を調べると、SNS・サーチエンジン・メディアの3種類における2022年の利用率は70%を超える水準を維持した。いずれも前年より減少し、利用時間の伸びも落ちついた。一方で動画サブスクとライブ配信の利用時間は、それぞれ49.2分から64.9分、48.9分から70.6分と大きく伸びた。

SNS利用率、TikTokを除き前年から減少

 次に、SNSの利用率・利用時間の推移について調べた。ともに若年層が高い結果となり、年代が上がるにつれ下がっていく傾向が見られた。

 2021年と2022年で比較すると、30代男性の利用率が増えたものの、他の性年代では横ばいか低下した。コロナ禍前の2019年と2022年で利用率を比較すると、女性の10代と50代で増加しているものの、他の性年代は減少した結果となった。

クリックして拡大

 SNSサービス別の利用率と利用時間の推移を見ると、TikTok以外の利用率は右肩下がりとなった。Instagramも2021年と比較すると、利用率・利用時間ともに減少した。

クリックして拡大

SNSにおける企業発信情報への反応率は下がる

 続いて、SNSで企業が発信する情報に対する反応率の推移を調査した。

 その結果、若年層ほど企業が発信する情報に対する反応度合いは高かった。また2021年と比較すると、女性は自分でフォロー・友達がシェア・企業広告のいずれも反応率が低下した。男性も、反応率の低下傾向が全体的に見られた。

クリックして拡大

動画サブスクの平均利用時間、YouTubeは伸び109.7分に

 最後に、動画サブスクの利用率と利用時間の推移を調査した。2022年の利用率上位10サービスで、前年との利用率を比較。結果、YouTube有料とU-NEXTを除くと、利用率が低下した。一方で利用時間は増加傾向にあり、ニコニコ動画(43.7分)とYouTube(109.7分)は前年と比べて大きく伸びた。

クリックして拡大

【調査概要】

調査対象:日本全国10代~70代(男女各770名、10代から70代まで各110人)
回答者数:2022年調査 1,540名、2021年調査 1,442名、2020年調査 1,442名、2019年調査 2,060名
調査方法:インターネットによるアンケート調査
調査期間:2022年調査 2022年5月25日(水)~5月27日(金)
2021年調査 2021年5月26日(水)~5月28日(金)
2020年調査 2020年6月11日(木)~6月13日(土)
2019年調査 2019年5月31日(金)~6月3日(月)

【関連記事】
【5,000円分ギフト券が当たる!】MarkeZine、マーケティング動向を探るアンケートを実施中
スマホの利用時間は昨年に続き1割増/全年代でInstagramの利用率が上昇【Glossom調査】
Glossom、アプリの継続的な売上成長を支援するプロジェクト「Project Blossom」始動
スマホでの情報収集、動画の利用が拡大/若年層ほど企業のSNS発信に反応する傾向【Glossom調査】
Glossomとオプトが協業 データ活用を通じてデジタルメディアの価値向上支援を強化

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
関連リンク
MarkeZineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2022/09/15 16:15 https://markezine.jp/article/detail/40028

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ


イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング