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デジタルマーケティング研究機構(DMI)Forum

YouTuber経営者けいたん、昼スナック紫乃ママ、ニューバランス鈴木氏がSNS発信の悩みに公開助言

 2022年7月25日(月)に開催された「第二回デジタルマーケティング研究機構Forum」では「会社やめて昼スナックのママになった紫乃ママと46万登録YouTuber経営者けいたんに学ぶ 経営とキャリアとセルフブランディング」と題したパネルディスカッションが行われた。YouTuber兼実業家の榊原敬太氏(けいたん)らが、ビジネスパーソンの“あるある”に対し、自身の経験から助言。本稿では、その内容を紹介する。

YouTuber兼実業家らが仕事の悩み相談に乗る

 パネリストの榊原敬太氏は、コンテンツ企画からプロモーション・プランニングまで顧客のマーケティングを幅広く支援するISARIBIの代表。最近ではコーセーのダンスチーム「KOSÉ 8ROCKS」をプロデュースした。マーケティング支援業務と並行する形で、約50万人(2022年9月時点)がチャンネル登録するYouTuber「RAB(リアルアキバボーイズ)」としても活躍。「実業家」と「クリエイター」という異色のキャリアを持つ

ISARIBI代表取締役の榊原敬太氏

 同じくパネリストとして出演が予定されていた“紫乃ママ”こと木下紫乃氏は、都合により急遽欠席。テキストを通じての参加となった。木下氏は新卒でリクルートに入社後、複数回の転職を経験。ライフワークとするのは「企業研修設計」「人材育成」など。47歳で慶応義塾大学大学院を修了。現在は昼スナック「スナックひきだし」のママとして、企業研修や個別のキャリア相談などを行っている

ヒキダシ代表取締役兼「スナックひきだし」のママを務める木下紫乃氏

 3人目のパネリストである鈴木健氏は、1991年に広告代理店の営業としてキャリアをスタートさせた。以後、ナイキジャパンなどを経て2009年にニューバランスへ入社。ニューバランスブランドのPRおよび広告宣伝、販促活動全般を手掛ける。2017年からは直営店、ECを含めた直販ビジネスの責任者を兼任し、2020年に現職であるDTC&マーケティングディレクターに就任した。

ニューバランスジャパン DTC&マーケティングディレクターの鈴木健氏

経営陣の魅力をSNSでどこまで引き出せるか

 ファシリテーターを務めるのは、インフォバーンの田中準也氏だ。田中氏は1990年にクレディセゾンに入社。その後、ジェイアール東日本企画、電通、電通レイザーフィッシュなどで勤務した後、2015年にインフォバーンに入社した。2021年より現職。デジタルマーケティング研究機構のイノベーション委員会副委員長も兼任する。

インフォバーン 代表取締役社長 田中準也氏

 田中氏はまず、一般ビジネスパーソンのSNSに関する悩みをパネリストの3人に共有する。

会社の役員クラスがSNSやブログをやろうとしません。今の時代、社長や役員が想いを発信してほしいのですがどう思いますか?

 この質問に対し、木下氏は「SNSやブログを通じたメッセージでは、立派なことばかりを書くのではなく、人間性やチャーム(魅力)を出すように意識した方が良いのでは」と助言。人間性を言葉に込めるためにも「質問者が役員らと伴走する姿勢が重要」とメッセージを送る。田中氏も、企業の役員が積極的にSNSやブログで情報を発信することに賛成する。

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この記事の著者

宮田 浩平(編集部)(ミヤタ コウヘイ)

MarkeZine編集部。香川県出身。2016年に時事通信社入社、広島支社、岐阜支局で勤務。2019年から広告・マーケティングの専門メディアで編集者。主にPR・ブランディングやプロモーション領域の取材を担当。2022年5月から現職。企業のサステナブルやDE&Iを軸にした取り組みに興味。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2022/10/03 07:30 https://markezine.jp/article/detail/40047

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