SMNが提供する「Connected TV Data Bridge」(以下「TVBridge」ティービーブリッジ)は、サービス提供開始から約2年で「TVBridge」で活用可能な、インターネットに接続されたテレビ機器台数が480万台から900万台と約2倍まで増加したことを発表した。
それにともない、テレビ視聴データをもとにデジタル活用可能なモバイル広告IDも440万IDから1,600万IDと約4倍に増加した。
同サービスは、国内大手テレビメーカー4社が取得しているテレビ視聴データと、同社が保有するデジタルメディアの接触データをもとに、広告配信をするデータ活用サービス。
コロナ禍による生活様式の変化や、「オーバー・ザ・トップ(Over The Top)サービス」の浸透などを背景に、CTVによる視聴者数の増加と比例し、同サービスで活用可能なデータ数も伸長したと考えられる。
「TVBridge」のデータ増加により、テレビ視聴データを活用した多角的なターゲティングが可能となる。また、リーチ分析や効果分析の質とボリュームが向上することで、テレビとデジタルを横断した統合マーケティングにも活用できるようになる。
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