アタラは10月25日、「データ活用トレーニングサービス」と「BIツール事前データ環境評価サービス」の提供を開始した。
同サービスは、同社がこれまで蓄積してきたデータ活用ノウハウを活かし、データ活用の成功と失敗の分岐点にある課題を解決、軌道に乗せるために支援を行うもの。
2つのサービスを利用することで、企業は自社の課題に照らし合わせてデータ活用の適性を判断でき、自社に合ったデータ活用の具体的な方法を手にできる。データ活用の成否を左右するBIツールやETLツールについても、自社に適したものを選定できるようになる。「データ活用に取り組みたいけれど、何をしたらいいか分からない」といった企業に最適なサービスとなっている。
両サービスの概要は以下の通り。
データ活用トレーニングサービス
データ活用の一連の流れを体験するサービス。データ活用の目的や具体的な取り組み内容、必要なデータの基礎知識が得られる。BIツールを使って、サンプルデータの加工・整形から可視化・分析までを行う。
サービス詳細
回数:2回(2日間)
時間:2時間
内容:Day1(座学形式)
- データ活用とは?
- データ活用・可視化に適したデータとは?
Day2(BIツール「Domo」のトライアル環境を使ったハンズオン形式)
- 仮想シナリオに沿って、BIツールを使いサンプルデータを加工・整形後、可視化
価格:55万円(税込)
BIツール事前データ環境評価サービス
データ活用に必要なデータ環境を評価し、課題点を提示、解決するために必要な準備やサポートを行うサービス。データ活用に必要な自社データの課題や必要な準備が明確になる。自社データの可視化や分析をシミュレーションする。
サービス詳細
- 要件定義・確認:ヒアリングの上、BIでの可視化に必要なデータや要求の整理
- データ確認:実際のデータを見て、スキーマ構成、テーブル数、ひも付けのキーを確認
- 課題点整理:今後のデータ活用に必要なプロセスなどを提示
- サンプルデータ作成・可視化:仮のデータを作成し、BIツールでのサンプルグラフを作成
価格:99万円(税込)
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