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Z世代で「SPY×FAMILY」が流行/世代間ギャップ1位は「チグハグ」【サイバーエージェント調査】

 サイバーエージェントは、Z世代向けマーケティングを支援する研究組織「サイバーエージェント次世代生活研究所」において「2022年Z世代ヒットトレンド調査」を実施。その結果を発表した。

 以下、一部内容を紹介する。

「SPY×FAMILY」がZ世代全体のトレンドに

 まず、Z世代全体の2022年トレンドランキングを公開した。1位は人気漫画「SPY×FAMILY」となり、流行を実感したZ世代は58.9%にのぼった。2位は映画「ONE PIECE FILM RED」主題歌である「新時代(58.5%)」、3位には2位の「新時代」を歌う「Ado(52.5%)」が続いた。

 次に24歳までのZ世代と、25歳以上のその他の世代との差を調べた。差が最も見られたのはTHE SUPER FRUITの楽曲「チグハグ」となり、24歳以下が41.3%なのに対し25歳以上は9.5%と、31.9の差が出た。2位にはSEKAI NO OWARIの楽曲「Habit(差29.4)」が、3位は「ギャルピース(差29.1)」がランクインした。

2000年代のファッションが流行

 続いては、テーマごとの各部門ランキングを発表。言葉部門では、「SPY×FAMILY」に登場するキャラクターのセリフが元となった「○○、▲▲が好き(32.0%)」が1位に。「ブラボー」「知らんけど」を除いた他の言葉は、Z世代とその上の世代と差が開く結果となった。

 アーティスト・芸能人・インフルエンサー部門の1位は、全体3位の「Ado(52.5%)」が入った。2位は「なにわ男子(37.3%)」、3位は「目黒蓮(34.9%)」となった。

 ファッション・メイク部門では、通販ファッションブランド「SHEIN(60.7%)」や「アームウォーマー(36.9%)」などのY2Kファッション(2000年代流行したファッション)関連がランクインした。

映画・アニメ・テレビがきっかけのヒット音楽が多い傾向に

 音楽部門は全体2位の「新時代(58.5%)」のほか、「すずめ feat.十明(21.8%)」「ミックスナッツ(42.0%)」「KICK BACK(30.5%)」など映画・アニメの主題歌が複数ランクイン。加えて、「ダンスホール(33.1%)」「subtitle(30.7%)」「ツキヨミ(25.5%)」「きらり(17.2%)」「もう一度(12.4%)」など、テレビ発の音楽も多く入った。

 TikTok部門は、「ギャルピース(47.0%)」「Habit(46.8%)」「チグハグ(41.3%)」の順番にランクインした。また「きつねダンス(24歳以下41.3%、25歳以上48.5%)」のみ、世代を超えた流行が見られた。

【調査概要】
調査期間:2022年12月8日(木)~2022年12月9日(金)
調査手法:インターネットリサーチ
調査対象:全国の男女15歳~59歳2,884サンプル(うちZ世代1,236人)
※Z世代:24歳以下の高校生・大学生・社会人

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MarkeZine(マーケジン)
2022/12/26 15:30 https://markezine.jp/article/detail/40921

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