Comexposium Japan(コムエクスポジアム・ジャパン)とオリコムは、ジェンダーバイアスの測定基準「GEM(Gender Equality Measure)」に関する取り組みを日本で本格始動する。
GEMは、全米広告主協会内でメディアにおける女性の描き方を研究する団体「SeeHer」が開発したものだ。Comexposium Japanとはこのほど、同協会と業務連携。日本における調査運営担当としてオリコムも加わり、日本でのGEM推進が決まった。
GEMは、独自の測定手法に基づき男女平等の度合いを数値化した「GEMスコア」で表される。具体的には、生活者に対象となる広告やコンテンツを見てもらい、4つの要素を測定。「女性の描き方に対し、どのような印象を持ったか?」「女性を尊重した丁寧な表現になっているか?」などを聴取する。広告主は自社の測定結果を、過去6年間に日本市場でテストされた広告に基づく基準値と比較して評価することができる。
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