LINEは全国の男女を対象に、マネー・決済系サービスの利用率や金融関連商品の認知率などに関する調査を実施した。
利用率トップは「スマホ決済」
18歳以上の男女を対象に、マネー・決済系サービスの中から「プライベートで普段利用しているもの」を聴取。その結果「スマホ決済(68%)」がトップに。2番目以降に「ネットバンキングができるサービス(34%)」「スマホ同士での個人間送金サービス(21%)」が続いた。
スマホ決済利用率が最下位の年代は「18~19歳」
スマホ決済の利用率を年代別に見ると、最も高かったのは30代で74%。40代でも70%だった。一方で、最も低かった年代は18~19歳で53%という結果に。
スマホ決済派が現金払い派を上回る
15歳以上の男女を対象に、店頭での支払い方法について聞いた。その結果、トップは「カード払い派(62%)」に。2020年以降の調査で初めてスマホ決済派が現金払い派を上回った。
NISAの認知率は約半数に
15歳以上の男女を対象に、各金融関連商品の認知率を調査。その結果「株式(国内、海外)」が最も高く54%に。次点の「NISA/つみたてNISA」は50%で「投資信託」は40%だった。
【調査概要】
対象者:日本全国の男女
実施時期:2022年12月21日(水)~12月23日(金)
有効回収数:54万6,475サンプル
集計対象:有効回収数の中からランダム抽出した男女15~69歳の4万7,004サンプル
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