※本記事は、2023年2月25日刊行の『MarkeZine』(雑誌)86号に掲載したものです。
サブウェイ、Twitterのフォロワーが100万突破
日宣は、サンドイッチチェーン「サブウェイ」の公式Twitterアカウントのフォロワー数が100万人を突破したことを発表した。同社は、責任広告代理店として2018年秋から同アカウントの運用管理を開始。外部パートナーやベンダーによって組成した「チームサブウェイ」を運営し、多角的なマーケティング施策を推進し、アカウントのフォロワー数は約4年でおよそ5倍の100万人、月間インプレッション数は約14倍の4,000万となった(2022年11月時点)。
サブウェイは、ペイドメディア(広告)に依存せず、SNSを使用したファン形成により情報到達、来店促進、ロイヤリティ形成までを行うマーケティングモデルを構築。
恒常的かつ高効率にSNSが機能している状態をつくりあげるために、アカウントのコンセプトを「話せる公式」とし、大学生数十名によるインターンが運営を担い、フォロワー個人に公式から話しかけていく活動や、投稿の企画、分析と改善などを行い、ファンが思わず会話したくなるアカウントの作成を目指している。
流山市への共感を生むプロモーションを設計
DMM.comは、同社の展開する地方創生事業において、千葉県流山市のデジタルプロモーションプランを設計した。
同市は、「母になるなら、流山市。」「父になるなら、流山市。」のキャッチコピーを軸に共働き世代に向けてPRを11年間展開し、全国の市で6年連続人口増加率1位の結果を出している。
今回、流山市ブランディングサイト「ながれやまStyle」のトップページに、今年度新たに公募した市民モデルを起用。市民の同市での日常生活を切り取ったような新たなブランドコンセプトビジュアルを作成した。
さらに、SNSプロモーションでの誘導先となる同サイトで、住環境や快適な都市環境を紹介するほか、サイトビジュアルやプロモーションで登場した市民モデルのインタビュー記事を掲載することで事実の提示を行い、信頼供給とユーザーに新たな発見をもたらす。
同市ブランへの共感につなげるようプロモーションプランを設計することで、ターゲットユーザーとなる子育て世代からの興味関心や共感の獲得を目指していく。