博報堂キースリーはDataGatewayと共同で、企業を対象に新たなデータウォレットサービス「wappa」の提供を開始した。
博報堂キースリーは、博報堂とAstar NetworkのWeb3.0に関する知見を活かしたコンサルティングや開発サポートを行う企業。一方、DataGatewayはデータウォレットを活用した製品・サービスの開発・提供を行う企業だ。
今回提供を開始したwappaでは、ユーザーは企業に個人情報を開示するかどうかを事前に選択。企業は承認を得られたユーザーにのみ情報発信できる。これにより、企業が個人情報を蓄積せずとも、顧客にアプローチできる環境を構築する。
そのほか、ユーザー端末および分散型ストレージへのユーザー情報の保管・管理機能やブロックチェーンを基盤としたポイント発行管理機能、複数のブロックチェーンをまたいでNFTの受け取りや閲覧、譲渡ができる機能などを提供予定だ。
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