アプリ内のチャットと音声・ビデオ通話機能のAPI/SDK(ソフトウェア開発キット)を提供するSendbirdは、「Sendbird with ChatGPT」「Sendbird Notifications」を発表した。
ChatGPTを搭載したチャットボットAPI「Sendbird with ChatGPT」は、企業が保有する過去の会話履歴や顧客管理システムのデータを活用。顧客の要求に応じパーソナライズされた応答が可能となる。
同機能は、OpenAIのAPIキーをSendbirdのAPIとダッシュボードに接続することで実装できる。企業独自のプロンプトを開発し、ChatGPTのパラメータを設定することも可能だ。チャットボットの会話の内容は学習データとして利用されないため、安全な運用が行える。
またプッシュ通知機能の「Sendbird Notifications」は、商品の配達状況やプロモーションなどの情報をユーザーに通知することができる。Sendbirdのチャット機能と連携していることからユーザーはメッセージを探しやすく、通常のプッシュ通知のように表示された後に消えることもない。
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